仮想通貨全般/経済

コインベースのカストディサービス、機関投資家に向けてスタート

2日、米国の大手仮想通貨取引所コインベース(Coinbase)は機関投資家のためのデジタル資産管理サービス「コインベース・カストディ」を正式にオープンしたと発表しました。

コインベース・カストディ(Coinbase Coustody)のプロダクトリーダーであるSam McIngvale氏の発表によると、本日、正式発表前に最初の預金を受け入れたと述べています。

McIngvale氏は、今後数週間、主要な仮想通貨ヘッジファンド、取引所、ICOチームを含む世界的なクライアントを迎え入れるとしています。
 

価格と取引量に与えた影響

すでに数日のあいだに、仮想通貨市場は新しい資金の流入が確認できます。 コインベースの発表に基づいて、先週から資金の流入が始まったとの見方が硬く、新しい機関も積極的に参入すると見ています。

過去24時間に、ビットコイン(BTC)は4.5%の価格上昇と取引量の大幅な増加を達成しました。 ビットコインの価格は現在、コインベース価格で6,640ドルです。

ビットコインの取引量は、2日の現地午前9時半(日本時間22時半)頃に急上昇しています。

興味深いことに、これは米国株式取引所が開かれたのとほぼ同じ時間帯です。貿易緊張が高まっていることから、世界的に株式市場は弱気相場が続いています。

ビットコインの取引量の増加は、以下の24時間グラフに示されています。取引量が急上昇していることが分かります。
 

Source: https://data.bitcoinity.org/markets/volume/

 

コインベースの追加計画

コインベース・カストディの発表には、同社が事業拡大するための他の計画も含まれていました。

コインベース・カストディは米国と欧州の機関でしか利用できませんが、同社は”今年の末までに”アジアでサービスを開始する予定です。

今回のアップデートでは、さらに多くのコインとトークンを取り扱いしたいという、コインベースの以前のステートメントについても再確認されています。

その他のプロジェクトについては何も発表されていませんが、コインベースは最近、プラットフォーム間でイーサリアムクラシック(ETC)取引を段階的にスタートする計画を発表しました。

また「安全に分離されたホットウォレット」と新たな機関投資家に向けて「分散化されたガバナンスを通じた仮想通貨エコシステムへの参加」についても言及しました。

これが機関投資家に向けた最初の具体的なサービスとなるため、サービス受託者からのフィードバックに耳を傾ける興味深いトライアル期間となりそうです。
 

さらに便利なツールも提供

コインベースは機関投資家とヘッジファンド向けに、安全なコールドストレージ、機関レベルのブローカー・ディーラー、レポート作成そして最高の丁重なサポートなど多面的な取引ツール(サービス)も開発してきました。

これと並行して、コインベースは規制当局と固く協力し、規制レベルでビジネスを継続するためのライセンスを取得しました。

SEC規制のブローカー・ディーラーの地位を得るために、コインベース・カストディはElectronic Transaction Clearing(ETC)と提携しています。コインベース・カストディの発売は、新しいソフトウェア開発と規制当局との関係改善の最終的な結果なのです。

日本の野村ホールディングスも「機関投資家の参入にはカストディ・サービス(保管サービス)が不足している。」として5月には、その研究開始を発表しています。

機関投資家の持っている資金は莫大です。こういったサービスが始まることにより機関投資家の資金がいよいよ流入する機会となれば、仮想通貨市場に活況が戻るでしょう。
 
 
出典:https://www.ccn.com/coinbase-custody-officially-launches-for-institutional-investors/
Coinbase Custody Officially Launches for Institutional Investors

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