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コインチェック再開の目処を発表、ネムは88円で返還

8日16時より、コインチェックが緊急記者会見を行ないました。記者会見は不正流出したXEM(当時約580億円分)についての補償などを含め今後の方針が発表されました。

記者会見での説明には、代表取締役の和田社長、取締役の大塚社長の2名が登壇しました。その会見のうち、説明は30分ほど行なわれ、残りの1時間半ほどは詰め掛けた記者の質疑応答にあてられました。

その中で要点をまとめてお知らせします。

XEM580億円不正流出事件についてこちら

盗まれたXEMの補償について

補償内容についての詳細は、来週コインチェックのホームページで発表が行なわれるそうです。

基本的には、顧客の盗まれたXEM(ネム)については来週中に、1XEM88円で換算し、JPY(日本円)にて顧客のウォレットに随時返金されます。コインチェックはこの補償総額は約466億円になるとしており、不正流出した際のレートで換算すると580億円だったものが466億円の補償で済んだことになります。

「盗まれたXEMについて、日本円ではなくXEMで補償するのが筋なのではないか?」という質問が記者からありましたが、それに対して大塚社長は、「XEMで補償するのはマーケットに与えるインパクトが大きいため行なわない。」と回答しています。

また、強制的にXEMを利益確定する形になり、税金の支払いが必要になることに対して責任は負わないとしています。


 

なぜXEMが流出したのか?

マルウェアが仕込まれたメールが、コインチェックの従業員宛に複数送られ、そのメールを複数の従業員が開いてしまった。そこからマルウェアが感染し不正流出の入り口を作ってしまうことになったようです。

「そのメールはどこから来たか判明していますが、捜査上お答えできない。」と大塚取締役が回答しています。
 

コインチェックの業務再開など

来週中にサービスの再開についてなど詳しいことはホームページで発表を行なうとしていますが、システム上安全だとされた通貨から順次、取引が開始される予定です。ですからコインチェックは基本的にはサービス再開へ向けて動いていることになります。

顧客の資産は自社の資産とは完全に分別管理されている。と断言され、今回顧客のXEMは流出してしまったが、自社のXEMはしていない。また他の資産についても流出はなかったとしています。

さらに一部噂されていたノミ行為、自社でXEMを持っていないのに売買を行なっていたのではないか?という質問に対しても「そのようなことはない。」とコインチェックは断言しました。

コインチェックは、記者からの年間の利益に対しての質問には答えませんでしたが、昨年の売上高は3.8兆円になると回答。本日時点での顧客口座は170万口座存在するとしました。

市場の反応

本日XEMは約33円まで下落を続けていましたが、記者会見が始まり、補償の説明が始まると市場は反応し多くの通貨が上昇しました。

記者会見を終えた17:46現在、XEMは37円まで上昇しています。

業務再開の目処が立ったことによりユーザーへはひとまず安堵の色が広がりました。ここ数日下落している仮想通貨マーケットへ、このニュースが良い流れのきっかけとなることを期待します。

 
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