ビットコイン(BTC)

2016年ビットコインを振り返る

今年ビットコインは、去年2015年と比べると価格が大きく上昇した年となりました。海外取引所のハッキング事件、世界情勢を背景にした価格上昇など、今年ビットコインの価格に影響を与えた、主要な出来事とともに振り返ってみましょう。

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(2016年のBTC/USDチャート)

ビットコインの半減期

ビットコインの供給量は2100万BTCと決められており、この2100万のビットコインはマイニング(採掘)という作業を通じて少しずつ流通する仕組みになっています。2016年12月の時点では約1600万BTCが既に採掘されています。

マイニング(採掘)と呼ばれている実際の作業は、金山ではなくコンピューターの計算を通じて行われており、このマイニングに参加し、貢献している人達を通じて約10分に一度のペースで新しいビットコインが出てくるようになっています。この新しく採掘されるビットコインの量は「4年に1度半減するように設計されており」50BTCから25BTCに半減、そして今年7月の半減期には25BTCから12.5BTCへと半減しました。

ビットコインの新規発行量が減るということは、ビットコインの価値が高まるのではないか!?と投資家達が期待してビットコインが買われたのが半減期の相場でした。

Bitfinexのハッキング

半減期を終えた後の8月には香港の大手仮想通貨取引所、Bitfinexがハッキングの被害に遭い、価格が6万円台前半から4万円台後半にまで暴落しました。ハッカーによって顧客の資金が盗まれたことで、同社は顧客の口座残高を減らして再スタートし、36.067%とされるこの損失部分は「BFX」という、Bitfinex独自のコインの発行によって補てんされました。

取引が可能になるまでは1コイン=1ドルと設定されていた訳ですが、2016年の12月現在BFX/USDのペアは 0.5ドル台となっています。

世界情勢

その他、中国人民元の切り下げに資本規制、米時期大統領選挙でトランプ氏がまさかの当選を果たしたり、インドやベネズエラの高額紙幣が廃止されたりと、不安定な世界情勢を背景にビットコインの価格は上昇の一途をたどりました。




ビットコインは2014年に起きたMt.Gox事件前につけた高値が、今現在の最高値となっています。その事件以来、2015年明けには、一時2万5000円台まで価格を落としましたが、その底値から約1年で4倍になったわけです。間もなくその最高値も更新するところまでビットコインの価格は歩みを進めています。

2016年、ビットコインをはじめ仮想通貨は多くの人に広く認知されることとなりました。またビットコインの根幹のシステムとなっているブロックチェーンの認証実験が、大手銀行や企業などで行われた年でもありました。

2017年は更にブロックチェーンを使ったサービスが活況となることでしょう。

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(2013年からのBTC/円チャート)

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