仮想通貨、経済ニュース

リヒテンシュタイン、王室の富の回復に仮想通貨を検討

2月6日現在、1月初旬から始まったビットコインをはじめ仮想通貨全体の下落トレンドは、なお続いています。

本日、1BTCが60万円台へ突入。それでもこの価格は去年11月ごろと同水準です。

そんな中、少なくともリヒテンシュタインでは、ビットコインへの関心は強いと見られます。王室のアロイス(Alois)皇太子は、仮想通貨を資産の一つとして考えられる旨を語りました。


リヒテンシュタイン元首のハンス・アダム2世(左)と妻マリー妃(右)、アロイス皇太子(右から2人目)と妻ゾフィー妃(左から2人目)

リヒテンシュタイン公国について
 
西ヨーロッパの中央部に位置する欧州最後の絶対君主制国家。スイスとオーストリアに囲まれた人口約4万人の小さな国。この公国の財政は、「リヒテンシュタイン銀行」が保持していますが、王室はリヒテンシュタイン家が支えており、その資産規模は欧州ではトップクラスにあります。一般の国民には直接税(所得税、相続税、贈与税)がありません。

依然、父親のハンス・アダム2世が権力を保持していますが、王族の富を回復させる方法として、ビットコインを含む他の資産クラスも模索中だと、皇太子はCNBCに語っています。

人類史上最も伝統的な政府の形が、仮想通貨を導入することを検討しているとは、なんとも新しい君主制のはじまりです。一方で別の伝統的な世界、例えば銀行のように逆に否定を続けているものも存在します。

これは歴史と新しい「デジタル経済」の融合であり、皇太子は仮想通貨が「もっとよく知るべきもの」と言っています。

「面白くなると思う。特にそのブロックチェーン技術全体が非常に興味深いと思う。」そして仮想通貨を導入するかどうか、その道は未だ「大きく開かれている。」と可能性を示唆しました。

とてもリスキーな資産クラスである性質を見過ごしてはならないと思う。しかし、ブロックチェーンは多くの分野、多くのビジネスの未来を変えるでしょう。

スイスと似ている

ブルームバーグによると、リヒテンシュタインの王子は、世界で最も豊かな500人に選ばれています。

しかし、この君主はリヒテンシュタインが中立の党であると宣言させられた第二次世界大戦のあと、今日のチェコ共和国によって彼らの私有財産が押収され、富が脅かされることがあったことを知っています。

リヒテンシュタインは、スイスに似ており、銀行の守秘義務が維持されています。タックス・ヘイブンとしても知られ、税金免除を目的とした外国企業のペーパーカンパニーも集中しており、人口よりも法人企業数が多いと言われています。これら法人税が公国税収の40%に及ぶそうです。

このように豊かなリヒテンシュタインへ移り住みたい人達も多いと言います。その国家をこのように、仮想通貨やブロックチェーンへの関心を高めるオープンマインドな皇太子が率いることで、今後どのようにデジタル経済との融合を図るのか注目されています。

現在、下落中のビットコインですが、2020年には半減期を向かえ、ビットコインの最大発行数に行き着き、掘れなくなってしまう日が現在の計算だと2040年ごろにやって来ます。それを世界中の人が求めるとどうなるでしょうか?その時、ビットコインの価値がどれほどになっているのか楽しみですね。今より高くても安くても、採掘できなくなる日はやってきます。

出典:https://www.ccn.com/a-crown-prince-looks-to-bitcoin-to-restore-wealth/
A Crown Prince Looks at Cryptocurrency to Restore Family’s Wealth

 
 
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