ビットコイン(BTC)

Zaifの説明と、21億BTCを0円で購入者との説明に食い違い

仮想通貨取引所「Zaif」を運営するテックビューロは20日、16日に発生した「2200兆円分のビットコインが0円で購入出来た件」について、「システムの異常によるものだった」と説明しお詫びと報告を発表しました。

16日Zaifのwebサイトで提供されている「簡単売買」の画面において、ビットコインやモナコインの価格が「0円」と表示されていることに気が付いたあるユーザー(麵屋銀次さん)は、試しに21億ビットコインを買い注文いれたところ、購入できてしまう事態が起きていました。

(その事件について詳しくはこちら)

Zaifは「簡単売買」で異常があったことを認めました。

2018年2月16日夕方頃、当社サービスである「簡単売買」上の価格計算システムに不具合が生じ、ゼロ円で仮想通貨の売買が出来る状態が発生しましたこと、また、それに伴い板情報が異常値を示したことに関して、お客様に多大なご心配とご迷惑をお掛けしたことを、深くお詫び申し上げます。

 

原因は?

異常は16日午後5時40分~58分の間に発生したと見られており、ユーザーの指摘通り、「簡単売買」上では0円で仮想通貨の売買が約20分間、行える状態だったそうです。

原因は「簡単売買」の価格計算システムに異常が生じ、webシステム側でゼロ円でも売買できてしまうという不具合が重なり、7名のお客様がゼロ円で仮想通貨を購入してしまった。と説明しています。


 
 

Zaifの対応説明と該当男性との間に食い違い

その後の経過として、Zaifは「現在、0円で仮想通貨を購入した7名のうち、6名とは対応が完了しているおり、1名は継続対応中」としています。該当顧客の残高データは修正したと発表しています。

しかし、今回問題となった21億BTCを購入できた男性、「麵屋銀次さん」は、Zaifが説明したような対応は受けておらず、未だ連絡がないそうです。

彼は、「自分は全く連絡を貰っていない」ことを説明する動画を、Zaifの公式アナウンス後にアップしています。彼が今回動画をアップした理由として、「世間ではZaifの説明にあった、対応が長引いている7人目のユーザーが自分ではないか?と疑われている。その誤解を解きたい。」として、その7人のうちに自分は含まれているかはっきりさせたい。との思いのようです。

2番目に麵屋銀次さんがアップした動画は、ついにZaifからお詫びの連絡があったのかと思わせる動画の題名でしたが、実際にはZaifから「ログインが上手くできないときはキャッシュを消去してください。など、ログインの不具合時における対処の方法」が書かれた、テンプレート回答にも見えるメール1通が送られてきただけであることを明かしています。

今回起きた、0円で仮想通貨が購入出来た2200兆円分のBTCについては、Zaifのサポートは一切触れられておらず、全く見当違いの返答が送られてきたそうです。

麵屋銀次さんは「Zaifが無かったことにしようとしているのか。」と残念そうな表情で、「名前は伏せますが、週刊誌から今回の事件についての取材申込みが入っている。この件を話そうか悩んでいる。」と明かしています。

彼がもし嘘をついていないのであれば、Zaifの対応はあまりにも無責任なものとなってしまうでしょう。
 

根本は解決していない

取引所に用意のある資産の金額内であれば、取引所の板上だけで現物の受け渡しなく売買があるのは知られていることですが、取引所に置かれている資産を超えて仮想通貨を購入できるとあっては大問題でしょう。

発行上限数2100万枚であるビットコインに対し、その上限を超えて購入できるようにしていたのは何故なのか?そのあたりは説明されていません。
 
その事象が起きた際に21億BTCを購入してみたユーザーは、試しに売り板に「指値」で20億BTCを置きました。その瞬間2200兆円ものとんでもない大きな売り圧力となったことは間違いありません。さらに、もしこのユーザーが「成り行き」で全てを板にぶつけていたら、BTCの価格は1円にまで暴落した可能性もあると思うと恐ろしいです。そうなれば世界的に影響を及ぼした可能性もあります。

仮想通貨についての、悪いニュースが流れるのは残念なことです。このユーザーさんの元へ一刻も早く適切な対応をしてあげて欲しいものです。

 

1)Zaifザイフから0円で買った対象者7人に連絡あったんですか?連絡私は貰ってないんですが‥)

2)Zaif ザイフから連絡が来た⁉️

 
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