「くじら」のミス? 0.55イーサの送信に3億円弱の手数料

アルトコイン
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協定世界時6月10日10時少し前、あるウォレットから0.55イーサ(約133ドル、約1万4000円)が1万666イーサ(約260万ドル、約2億8000万円)の取引手数料で送信された。

手数料は取引を処理した中国のマイニンググループ「Spark Pool」に送られ、メンバーに分配される可能性がある。通常なら取引手数料は最大で0.50ドル程度。だが、より迅速に取引を進めたい場合は、送信者が手動で高く設定することができる。

取引の送信者と受信者の身元はまだ明らかにされていない。だが、送信者のウォレットにはまだ1100万ドル(約12億円)以上の残高がある。一方、受取人のウォレットはすでに空になっており、資金は他のウォレットに移されている。

奇妙なことに、送信者のウォレットはここ数時間、1分ごとにトランザクション(送信)が行われている。手数料は1ドル以下だ。

つまり、今回の取引は、数字を逆に設定してしまった可能性がある。

2019年にも似たような事例

Spark Poolが巨額の取引手数料を手にするのはこれが初めてではない。

2109年、同社はわずか1ブロックのマイニングに対して、2100イーサ(当時は約30万ドル、約3200万円に相当)の取引手数料を受け取った。これは当時の平均的な手数料の600倍。

支払いは一時凍結されたが、送信者である韓国のブロックチェーン企業との交渉を経て、Spark Poolは手数料の1/2の返還に応じた。

今回の取引についてSpark Poolの広報担当者は、「誤って送信された場合に備えて、送信者の身元に関するどんな情報も歓迎している」とCoindeskに語った。

同社によると、現在、手数料のメンバーへの分配は凍結している。

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