「中央銀行デジタル通貨は縁故資本主義を加速させる」=Decred共同創業者

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ディークレッド(Decred)の共同創業者であるジェイク・ヨコムピアット氏は中央銀行デジタル通貨(CBDC)は縁故資本主義(Crony Capitalism)を加速させてしまうと批判した。

発行されれば中央銀行は仲介者なしで自由に振る舞えるようになると危機感を募らせている。

縁故資本主義とは政治家や官僚が自分の立場を利用して身内を儲けさせたり、間接的に自身の資産を増やしたりすることを意味する。

ヨコムピアット氏はコインテレグラフに対し、現在の銀行システムのあり方は、連邦準備制度理事会が企業や業界に直接融資ができないようになっていると説明。その代わりに商業銀行に融資することで間接的にサポートする形になっている。これによってある程度の透明性と説明責任が生まれるという。

「中央銀行が商業銀行にどれだけの信用を与えているかがわかるという意味で、少なくとも名目上の説明責任が発生するプロセスだ。もし嘘をついていたとしたらものすごいスキャンダルになるだろう」

ヨコムピアット氏はCBDCの発行によって、中央銀行が神のように振る舞うようになってしまう可能性があると考えている。つながりのある特定の業界に恣意的に信用が発行されることは縁故資本主義を促進してしまうとした。

情報の非対称性

ヨコムピアット氏はCBDの発行は透明性を阻害するどころか、より大きな情報の非対称性を生み出し、政府が資本を操作できるようになってしまうと警告する。

「もし中央銀行が本当にしたいと思ったら、自分たちのために不透明さを作り出し、同時に人々のプライバシーを侵害するという馬鹿げたことができるようになる。彼らはなんでもし放題になる」

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