「我々は50%まで進んでいる」ヴィタリックがイーサリアムの開発について語る

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ヴィタリック・ブテリン氏は、Banklessポッドキャストで5つのロードマップをリスナーに紹介し、イーサリアムが生き残り、成功するために必要なステップを概説した。

究極のスケーラビリティと分散化を実現するために、ブテリン氏は、より多くの人が管理・利用できるように、イーサリアムはブロックチェーンデータをより俊敏に、より軽量化する必要があると主張している。

また、ブテリン氏は2021年12月に「Endgame」と題した記事を発表し、将来的にすべてのブロックチェーンが最終的に収束することを主張するとともに、ブロック検証を分散型かつ検閲に強い方法で実現するためのツールを列挙した。

ロードマップの第1段階はマージ(merge)と呼ばれ、プルーフ・オブ・ワークからプルーフ・オブ・ステークへの完全移行を指し、2022年の前半に行われる。第二部はサージ(surge)と呼ばれ、イーサリアムにスケーラビリティの向上と大規模な帯域幅とスループット、特にzk-rollupを与える予定だ。ブテリン氏によれば、マージとサージは、イーサリアムのネットワークを構築する上で最も重要なアップグレードだという。

過去6年間に行われたイーサリアムのこれまでの進歩を評価するよう求められたブテリン氏は、ビーコンチェーンの立ち上げ、ロンドンハードフォーク、さらにはNFTの台頭により、「我々は50%まで進んでいる」と断言した。しかし、まだまだ道のりは長いようだ。

マージとサージが進み、シャーディングの完全な実装が行われれば、その時点で80%の完成度になるとされている。さらに6年かかるとされるロードマップが完了すれば、100%の最適化につながるという。

3番目の段階として、より多くのユーザーがノードを実行できるようにするヴァージ(Verge)があり、基本的に「チェーンの妥当性を検証したい人など誰にでも、可能な限り幅広い参加者へのアクセスを民主化する」とブテリン氏は言う。ヴァージに続いて、パージ(purge)とスプラージ(splurge)のフェーズがあり、それぞれ過去のデータの削除と様々なアップグレードが追加される。

ブテリン氏はポッドキャストの中で、スケーラビリティのために分散化を犠牲にしないイーサリアム2.0の理想的なシナリオをまとめた。

「過去は過去として、時間が経つにつれてシンプルになっていくイーサリアムを作ることだ」

ブテリン氏は、イーサリアムが「まだ直接大量導入できるようなレイヤー1のシステムではない」ことを認め、レイヤー2のスケーリングソリューションと取引手数料の低減の必要性を繰り返し述べている。しかし同氏は、過去1年間にイーサリアムがレイヤー2のスケーリングにおいて「驚くべき」進歩を遂げたことと、その背後にある「そのために戦い続けることをいとわない」コミュニティについて言及した。

スケーラビリティに加え、ブテリン氏が強調したもうひとつのテーマは、セキュリティとアップグレードにまつわる安全対策だ。彼はブロックチェーンの構築を街の発展に例えた。警察や軍隊が都市や国を守るために働くように、ブロックチェーンユーザーは攻撃者を監視する警備員として活動するという。そして、都市が拡大したり、チェーンにブロックが追加されたりすればするほど、必要なセキュリティは増えていく。

現在、ブテリン氏によると、イーサリアムは1秒間に約2.6メガバイトのブロックチェーン・データで動いている。彼は、イーサリアムがより多くの帯域幅を追加する能力を持ち、ユーザーベースを増加させれば、「より多くのディフェンダーがノードを実行し、すべてがうまくいっていることを確認することができるようになる」と主張した。

イーサリアムは、公開時点で4540億ドルという世界第2位の時価総額を誇る仮想通貨であり、その完成までの道のりの難易度は高い。以下は、ブテリン氏が先月ツイッターに投稿したロードマップだ。

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