【市場動向】ビットコインは横ばい、アルトコインに勢い

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【市場動向】ビットコインは横ばい、アルトコインに勢い

ビットコインは16日、チャートに短期的な買われ過ぎのサインが現れ、4万8000ドルを割り込んだ。5万ドルのレジスタンスレベルを前にひと息ついているようで、一部のアナリストはオプション満期日の9月24日まで価格は横ばいで推移すると見ている。


当記事執筆時点では4万7700ドル付近、24時間ではほぼ横ばい。


24時間で約20%上昇したアバランチ(Avalanche/AVAX)に代表されるように、アルトコインの勢いはビットコインを上回っている。アバランチ財団は14日、同ブロックチェーンで急成長しているDeFi(分散型金融)エコシステムの流動性を向上させるために2億3000万ドル(約250億円)の資金調達を発表、価格上昇を後押しした。


「間違いなくアルトコインシーズン。ビットコインドミナンス(暗号資産全体の時価総額に対するビットコインの時価総額)は容易に持ち直す可能性はある。だが間違いなくDeFiは続くだろう──顧客の関心という点では、DeFiは最前線にあると考えている」と暗号資産取引プラットフォーム、ベクワント(BeQuant)のリサーチ責任者マーサ・レイズ-ハルム(Martha Reyes-Hulme)氏はコメントした。

最新価格

●ビットコイン (BTC):4万7493ドル、-1.4%●イーサリアム(ETH):3572ドル、+0.2%


●S&P 500: -0.2%●ゴールド:1755ドル、-2.2%●10年物米国債:1.336%


「ビットコインのインプライド・ボラティリティーは、レンジ相場が続き、市場が来週、オプションの四半期の満期日を迎えるなか、下落している」とオプション・データプロバイダーのスキュー(Skew)はツイートした。


暗号資産取引会社のQCP Capitalは、来週の満期日と第4四半期(10-12月期)のマクロ状況の不確実性から、月末に向けてボラティリティが上昇する可能性を指摘している。


インフレ率は低下

アナリストはインフレも監視している。インフレは金融引き締めを呼び、暗号資産をはじめとするリスク資産の下落につながる可能性がある。


米労働統計局は14日、8月の米消費者物価指数(CPI)の上昇率は予想を下回ったと発表、物価上昇は新型コロナウイルス感染拡大が始まった2020年の低い水準と比較されているため、一過性のものという連邦準備制度理事会(FRB)の見解をいくぶん裏付ける結果となった。S&P500は過去5日間でほぼ横ばいとなっているが、CPIの発表を受けて株価は下落、ビットコインと同様の動きを見せた。


一部の投資家は、ビットコインは供給量が限られているため、インフレに対するヘッジになると考えている。


「米消費者物価指数の発表をきっかけに、インフレはピークを迎えた可能性があるという新たな説が出てきたが、昨日のコモディティ価格の上昇は我々がまだ森から抜け出せていないことを示している」とドイツ銀行は15日、ニュースレターに書いている。


インフレ率の上昇はアメリカだけの問題ではない。ドイツ銀行は「特に大きな懸念となる可能性があるのは、ヨーロッパのガス価格の大幅な上昇。8月月初からの上昇率は63.8%に達し、1年前から514%という驚くべき上昇となっている」としている。


ゴールドもインフレヘッジとして注目されているが、年初から約7%下落している。一方、ビットコインは63%上昇。下図では、ビットコインとゴールドの相関関係は低下しているのに対し、ビットコインとS&P500の相関関係は過去数カ月間で上昇している。


「ビットコインは他の資産クラスをリードする傾向がある。リスク資産だが、例えば新興市場の株式と比べると、リスクカーブの外側にある」とベクワントのレイズ-ハルム氏は述べた。


アルトコイン状況

●ソラナのダウンは設計上の欠陥か:フォビ・エコ・チェーン(Huobi Eco Chain)のStar Labの責任者、Andrew Zhang氏は14日に発生したネットワークダウンは「ノードメモリの過剰消費」が原因で、それが「連鎖反応を引き起こした」と述べた。Zhang氏は、これは根本的な問題であり、単にネットワークの再起動だけでは解決できないと述べ、ブロックチェーンの設計に大きな欠陥があると指摘した。


●カルダノ(ADA)、史上最高値から約20%下落:カルダノ(ADA)は、今週はじめに待望のスマートコントラクト機能の立ち上げを完了したにもかかわらず、9月はじめの高値を下回った。暗号資産調査会社の21シェアーズ(21Shares)によると、カルダノは「複数の技術的な問題とコミュニティからの誤解に直面している」という。

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