【市場動向】勢いに欠けるビットコイン、嵐の前の静けさか

ビットコイン(BTC)
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ビットコインは12日、6月の米消費者物価指数(CPI)の発表を前に、ほとんどの暗号資産(仮想通貨)とともに下落した。

最新価格

●ビットコイン (BTC):3万2779.6ドル、−3.23%(過去24時間)
●イーサリアム(ETH):2014.93ドル、−5.4%

●S&P500:4384.6、+0.34%
●ゴールド:1806.2ドル、−0.25%
●10年物米国債:1.369%(9日:1.36%)

「スポット、デリバティブ、オンチェーンの指標に、落ち着いた静かな動きが見られ、嵐の前の静けさを感じさせる」とブロックチェーン分析会社のグラスノード(Glassnode)は12日のレポートに書いている。

6月の消費者物価指数とインフレ懸念

多くの暗号資産投資家はビットコインをインフレに対するヘッジになると考えているため、13日に発表される6月の消費者物価指数(CPI)は重要なデータとなる。

5月のCPIは、中古車や中古トラックの価格上昇により、2008年以来となる5%の上昇を記録した。

アナリストの平均的な予想数値は4.9%だが、これを上回れば、米連邦準備制度理事会(FRB)が景気刺激策を減速させるという懸念が再燃する可能性がある。

航空運賃や宿泊費など、景気が回復しつつある分野での物価上昇が、家賃や耐久消費財にも波及するのではないかとの憶測もあり、ドイツ銀行のアナリストは9日のレポートに「現状、こうしたインフレ圧力は一過性のものというFRBの説明を裏付けるようなことはほとんど起きていない」と書いている。

過去1年のCPI推移
出典:U.S. Bureau of Labor Statistics

夏休みの機関投資家

北半球は夏を迎えており、これが暗号資産市場が勢いに欠ける理由の1つかもしれない。グラスノードはビットコイン市場を「印象的なほどに静か」と表現した。

ビットコインの取引高は減少傾向にあり、デジタル資産金融サービス企業のEqonexは、最近暗号資産に参入した機関投資家が夏休みを取っていることが少なくとも一部は関係しているかもしれないと見ている。

同社の12日のニュースレターには「2020年と2021年は機関投資家が暗号資産に参入した年だった。我々はそれを祝し、応援した。だが我々はひとつ、忘れていた。大手金融機関で働く人々は、夏休みが大好きだ」と書かれていた。

「ビットコインは24時間365日取引されているだろうが、トレーダーは違う。特に別荘を持っている人たちは」

出典:CoinDesk

アルトコイン状況

Power Ledger、イーサリアムからソラナに移行:オーストラリアのブロックチェーン企業、Power Ledgerは、スピードとスケーラビリティを求めてイーサリアムからソラナ(Solana)に移行する。

●ポリゴン、eスポーツを大会をサポート:ポリゴン(Polygon)は、eスポーツプラットフォーム「Community Gaming」の夏の大会を1万ドルで支援する。Horizon Blockchain Gamesが開発した、ノンファンジブル・トーク(NFT)トレーディングカードゲーム「SkyWeaver」のプレイヤーたちが、2500ドル相当のトークンをかけて競い合う。

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