アダムバック氏は仮想通貨生みの親サトシ・ナカモトの第一候補=ホスキンソン氏が根拠説明

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イーサリアムの共同創設者でカルダノの創設者でもあるチャールズ・ホスキノン氏は、アダム・バック氏がサトシ・ナカモト候補として、最も可能性が高い人物と考えているようだ。

イーサリアムの共同創設者でカルダノの創設者でもあるチャールズ・ホスキノン氏は、ブロックストリームの創設者で「仮想通貨の父」ともされるアダム・バック氏がサトシ・ナカモト候補として、最も可能性が高い人物と考えているようだ。コインテレグラフとのインタビューで明らかにした

ホスキンソン氏は、バック氏とサトシ・ナカモトを結びつける確固たる証拠がないことは認めた。しかし、ホスキンソン氏はサトシのメンタルプロファイルを作成したところ、バック氏が完璧に当てはまったという。

ホスキンソンによると、サトシは、海岸沿いの米国の西ヨーロッパのいずれかに住んでいたと推測しており、英国訛りの英語を話し、分散システムと暗号化に詳しい人物だという。

「例えばビットコインのスクリプト言語の基礎にFouthを使っているように、ビットコインのコードにはいくつかの奇抜な点があるが、それは英語教育か西ヨーロッパの教育を受けていたことを示している。これらのことをすべて足し合わせると、サイファーパンク運動に精通しているということになる。だから、彼らはハル・フィニーと同じ時代を生きている必要があったし、デヴィッド・ショームなどと同じ時代を生きている必要があったし、彼らの仕事を意識していた。」

ハッシュキャッシュからビットコインへ

バック氏はこうしたの条件を満たす数少ない人物の一人だという。バック氏はマイクロソフトにいた時にハッシュキャッシュを使ったプルーフ・オブ・ワーク(PoW)を作成し、さらに 「サトシ・ナカモト」のような人物像を作成するための知識を持っていたとホスキンソン氏は考えている。

「これらは、ビットコインのプロトタイプの発明者であることを示す素晴らしい例で、この種の研究が続けられていただろう。もう一つは、バック氏は暗号技術の専門家であり、プライバシーの分野で多くの経験を持っている。それで、こう考えられる。非常に安全で、防御能力のあるエイリアスを作るのに十分なセキュリティ知識を持っている人は誰か?それはバック氏だ。バックはハル・フィニーの友人で付き合いも長かった。ビットコインの世界に入ってきた神の御子だ。」

ホスキンソン氏の評価は、ブロックチェーンの共同発明者であるスコット・ストーネッタ氏の評価とは著しく異なっている。ストーネッタ氏は、数百人の人々によってビットコインが生み出されたと考えている。

ビットコインにおける先見の明

ホスキンソンはまた、バックがサトシとの関係を語る内容について、いくつかの矛盾点を指摘している。

「話の内容が徐々に変わってきている。最初はサトシを無視していたと言っていたが、その後、サトシとのメールのやり取りがあったという。OK、それは重要ではないって?いや、でももしアダム・バックだったら、彼が死ぬ時に世間に知らせるんじゃないかな」

さらにホスキンソン氏は、ビットコインの設計におけるいくつかのサトシの決定は時代を先行するものだったと考えている。

「システムレベルのパラメータには、非常に先見の明のある選択がいくつかあった。これらは学術的な厳密なレビューを重ねた後に初めて知られるようになった。難易度の再調整などだ。それが理論的な閾値を超えて設定されていたことが判明している。」

サトシはブロックストリームでやり残したことがある

ホスキンソン氏はさらに、サトシがハッシュキャッシュを熟知していたと推測し、ハッシュキャッシュを選んだことは見事だったとしている。

「楕円曲線の選択もまた、本当に不思議なものだった。secp256r1はビットコインが登場した当時は標準的な曲線ではなかったが、これは非常に優れた選択だったんだ。そして、これは非常に強固な基盤の上に構築された曲線であることが判明した。楕円曲線暗号を理解していないと 合理的な選択だとは言えない」

プルーフ・オブ・ワークの設計は、サトシがプルーフ・オブ・ワークをコンセプトとして長い間考察していたことを示しており、メカニズムとしてのハッシュキャッシュにかなり精通していたはずだ。ホスキンソン氏はまた、サトシがブロックストリームのような会社で働くことも理にかなっていると考えている。ブロックストリーム
はビットコインコードの問題点を改善しようとしているように見えるからだ。

「本当に不思議なのは、ブロックストリームではビットコインのスクリプト言語の損傷を修復しようとしているように感じることだ。実際、ブロックストリームで書かれたSimplicityという論文があるが、そこでは実際にビットコインスクリプトを修正し、少しでも良い方法で再設計しようとしている。もし私がシステムの作成者だったら、後で修正しようと考えるだろうね。」

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
 

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