イーサリアムの大型アップデート「ロンドン(London)」がテストネットにローンチへ

アルトコイン
この記事は約2分で読めます。

イーサリアムの大型アップデート「ロンドン(London)」がテストネットにローンチできる状態を迎えた。6月24日に最初のテストネットRopstenにローンチされる。

4月15日(ブロックナンバー12,244,000)で実装された「ベルリン(Berlin)」に次ぐ大型アップデートであるロンドンでは、EIP-1559を含む5つのEIPが実装される予定だ。複数用意されているイーサリアムのテストネットで順次ローンチされていく。

テストネットは6月24日にRopsten、6月30日にGoerli、7月7日にRinkebyと続き、正常に稼働した場合7月中にメインネットへローンチされるという。今回実装されるEIPは次の通りだ。

  • EIP-1559:Eth1.0チェーンの手数料相場の変更
  • EIP-3198:BASEFEEオペコード
  • EIP-3529:払い戻しの削減
  • EIP-3541:0xEFバイトで始まる新規コントラクトの拒否
  • EIP-3554:ディフィカルティボムを2021年12月1日まで延期

注目は議論を呼んでいるEIP-1559だ。EIP-1559が実装されると、ガス代(手数料)の仕組みとマイナーが得る報酬の仕組みが変更される。また、BASEFEEと呼ばれるガス代の一部を、マイナーに報酬として渡すのではなくバーン(焼却)することになる。

これは、ETH価格を上昇させるための仕組みだが、マイナーからは受け取る報酬額が減少するとして反対意見が出されている。EIP-1559は、マイナーからの反対意見を半ば強引に押し切って実装されることになったため、更なる議論を呼ぶことになった。

イーサリアムには、ローンチ当初よりいくつかの大型アップデートが計画されており、ネイティブ通貨であるETHの分裂を伴わないハードフォークが継続的に行われている。通常、ハードフォークを敢行するとネイティブ通貨が分裂する結果となることが多いが、イーサリアムで予め計画されているハードフォークでは通貨の分裂は発生しない。

今回のロンドンアップデートは、現在開発が進められているイーサリアム2.0に向けた重要なプロセスであるため、引き続き予定通り計画が進むか注目が集まっている。

タイトルとURLをコピーしました