コインベースの幹部や初期投資家が上場直後にCOIN株を50億円近く投売りか

経済/社会
この記事は約3分で読めます。

コインベース株(COIN)のインサイダー活動報告書である「フォーム4」によると、COINの直接上場直後に複数の初期投資家や幹部が数十億円の株式を売却したことが明らかになった。

提出書類では、複数の幹部が高い割合で株式を売却したことが示されている一方、コインベースの担当者は、幹部や初期投資家は株式の所有を維持しているとコインテレグラフに語っている。

また、キャピタル・マーケット・ラボラトリーズのデータと、コインベースの投資家向けウェブサイトに掲載されている申告書で確認したところ、インサイダーによって合計12,965,079株が売却されており、16日の終値であるCOINの1株あたり344.38ドルで、46億ドル以上の価値になる。

注目すべき取引は、コインベースのCFOであるアレシア・ハースが約25万5500株を388.73ドルの価格で売却したこと(ただし、同氏のフォーム4にはオプションを保持していると記載されている)、CEOのブライアン・アームストロング氏が74万9999株を様々な価格で3回の取引で売却し、合計2億9182万7966ドルの利益を得たことだ。

フォーム4によると、売却後、アームストロング氏は300,001株を保有。これは10億ドル以上の価値になる。上場前の申告書では、アームストロング氏は36,851,833株を保有していると報告されており、保有株の2%強を売却したことになる。

キャピタル・マーケット・ラボラトリーズのデータでは、取締役やインサイダーが追加で株式を購入したことはなく、売却しただけであることが示されている。この売却はフォーム4でも確認できる

コインベースの担当者はコインテレグラフに対し、キャピタル・マーケット・ラボラトリーズなどの報告サービスでは各役員の株式保有率が正確に報告されておらず、今回の売却は役員やインサイダーの保有率のほんの一部に過ぎないという。

この報道を受けて、ソーシャルメディア上では、今回の売却を、短時間で価値のない資産の価格をつり上げた後で売りたたく古典的な「パンプ・アンド・ダンプ」になぞらえて、揶揄や嘲笑の声が上がっている

初期の投資家や幹部が現金化を目指した一方で、主要な買い手もいる。ヘッジファンド「アークインベスト」マネージャーのキャシー・ウッド氏は、3つのETFのために3億5000万ドル以上のCOIN株式を購入した。

同様に、1700人のコインベース従業員が会社からの「謝礼」として100株ずつプレゼントされるなど、多くの社員が出資している。 

タイトルとURLをコピーしました