仮想通貨全般/経済

ハイパーインフレーションに直面しているベネズエラ、石油に裏付けされた仮想通貨導入か

ベネズエラはこの数年間、ハイパーインフレーションの圧力に苦しんでいます。この苦境に陥っている経済を後押しするためにベネズエラのマドゥロ大統領は3日、仮想通貨「ペトロ」を導入する方針を発表しました。

ベネズエラの経済危機の深刻な問題については以前より、トレードビットラボでもお伝えいしていました。

「ペトロ」は石油(またはガス、ダイヤモンドなどの天然資源)の埋蔵量に裏付け(保証)された仮想通貨であり、その導入は、「ビットコイン」のベネズエラ版を想定しているとみられるもので、ビットコインが国家に大規模に採用された結果なのかもしれません。しかし詳しいことはまだ明らかになっていません。

指導者が「ベネズエラにとっての21世紀がやってきた。」と述べたことにより、マドゥロ大統領によるこの発表は群集からの完成で満たされました。

しかし、野党指導者は、仮想通貨導入には議会の承認が必要であり、決して日の光を見ることはないだろうと示唆しました。

下記の図は、2013年から2017年まで、ベネズエラのハイパーインフレーションを表しています。「ボリバル」の価値がどれほど下がってきたのかが分かります。2017年はボリバルの大量の札束がやっと20ドルに値しています。


(写真転載:CNN Money /Caroline Matthews)

米国の制裁

ベネズエラのフィアット通貨である「ボリバル」の急速な下落は、少なくとも部分的には米国によって課された金融制裁の結果です。マドゥロ大統領は、仮想通貨が他の政府機関からアクセスできないチャネルを通じて、国へ向けてお金を動かすことできるようにすることを望んでいます。

(新しい仮想通貨が)金融主権問題の進展、金融取引の実現、財政の封鎖の克服を国へもたらしてくれるだろう

マドゥロ氏はこのように述べました。

このように仮想通貨は潜在的に国の政府を迂回させる手段を提供しますが、石油、ガス、ダイヤモンドの埋蔵量と結びつけることは非常に複雑です。これについて、一部の野党指導者は、マドゥロ氏が、国が発行した通貨を使って、優れた国際債務を支払うことを模索するかもしれないと示唆しています。

国際通貨基金(IMF)の予測では、ベネズエラの今年のインフレ率は650%を超えるそうです。主要な収入源である石油の国際価格下落で外貨不足に陥り、最近は国債などの債務不履行が危ぶまれています。

出典:https://cointelegraph.com/news/facing-hyperinflation-venezuela-to-issue-oil-backed-cryptocurrency
Facing Hyperinflation, Venezuela to Issue Oil-Backed Cryptocurrency

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