バーチャル整理券で「行列ゼロ」へ。整理券アプリ運営のhakkenが「ファンディーノ」で資金調達

FUNDINNO
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株式会社日本クラウドキャピタルが運営する株式投資型クラウドファンディングサービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で、ITベンチャーの株式会社hakken(ハッケン)が7月15日から募集による投資申込みの受付を開始する。

目標金額558万円、上限募集額は657万円(1口9万円、1人5口まで)と、ファンディーノの案件としては最少額となる。募集期間は2020年7月17日まで。新株予約権での資金調達。

ハッケンが提案するソリューションは「行列」だ。同社が開発した整理券アプリ「hakken」は「世界中の整理券を統合し、オンライン上に行列を創り、可視化する」というもの。飲食をはじめとする店舗ビジネスやイベントなど、行列ができる場所で効果を発揮する。

整理券アプリ「hakken」

地図上で導入施設の待ち時間を確認して整理券を発券、店頭でQRコードを読み取り、指定された時間に店を再訪すれば、列に並ばずに時間を有効に使えるという訳だ。街ブラなどで待ち時間を楽しむことで、地域の経済循環を円滑にする効果も期待する。シンプルで低コストに設計されたサービスにより、施設やユーザーは誰でも手軽に導入できるのも特徴。

hakken事業では、アプリを店舗側からのサブスクリプション方式と、ユーザー側によるフリーミアムモデル(基本無料で一部機能有料)の2つの方法でマネタイズを行う。店舗側の初期導入費は不要。また、ユーザー課金に関しては、無料版では通常の整理券機能が利用でき、有料版にアップデートすることで優先的に案内されるオプション、店限定の特典などを受けられるようにする。飲食店以外に、スタジアムのゲート、病院の待ち合い、空港のゲート、テーマパークの順番待ちなどへの活用を想定している。

同社は整理券アプリ以外に2つのサービスを手掛けている。1つ目は「シェフお勧めのメニューを一緒に作ってみんなで食べる」をコンセプトとする「#いえつなキッチン」。デリバリーで家に食材が届き、オンライン上でシェフや食材生産者、ユーザー同士で話をしながら料理を楽しむ飲食体験サービスだ。2つ目はウェブ動画の再生回数を自動的に向上させるYouTubeタグ解析エンジン「hakkne BASE」で収益を得ている。また、今年2月に開催された 株式投資型クラウドファンディング(ECF)を運営している企業と企業家を繋げるイベント「ECF ROUND PITCH」では最優秀賞を受賞した。

今後の展望として、21年にクラウドレストランの大規模販促、Youtubeタグ解析での利益回収、観光業の需要の回復を見込んで22年から整理券アプリを本格展開、海外へのシフトを図り、24年9月期までに売上約4.8億円まで成長、その後IPOによるイグジットを目指す。

今回、オッタ社が資金調達を行う「ファンディーノ」は国内初の株式投資型クラウドファンディングサービスで、累計成約額は国内取引量1位の32億6,996万円(2020年7月現在)。

投資家は、ファンディーノ上で一口10万円の小口からIPOやバイアウトを目指す企業の株式に投資することができ、投資後も投資先企業からのIR情報を定期的に確認することができる。

応募企業については、投資家保護の観点から詳細な調査とリスクの洗い出しを行うなど厳正な審査を行い、その審査方針は「将来的にスケールする可能性のある会社かどうか?」「革新性はあるか?」「独自性はあるか?」といったような明確な基準に基づいている。

審査は公認会計士等専門知識を有する者を中心とした専門家チームが行い、その後の審査会議においては多数決ではなく、会議メンバー全員一致で決定するという厳しい基準で審査を行っており、実際に審査を通過する企業は5%未満となっている。

ファンディーノで投資を実行するには、下記ウェブサイトで事前に登録を済ませておくことが必要となる。

【関連サイト】株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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