ビットコインのストック・フローモデル、実際の価格から大幅に乖離

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ビットコイン(BTC)の価格予測に使われているチャートが、実際の価格から大きく乖離している。2019年1月以来となる大幅な乖離だ。

ビットコインのストック・フローモデルは、ビットコイン価格は7万7900ドル付近になるはずだと示している。しかし7月5日の当記事執筆時点、ビットコインは3万3668ドル付近で取引され、4月に記録した史上最高値6万4829ドルを大幅に下回っている。

2019年3月からビットコインのストック・フローモデルを発表している暗号資産アナリストのPlanBは、予測値と実際の価格の乖離は2年以上ぶりの大きさに広がり、今後6カ月はストック・フローモデルの「真価が問われる」ことになるとツイートした。

「6月の終値は3万5037ドル、… 2019年1月時点のストック・フローモデルを大きく下回っている。次の6カ月は(再度)ストック・フローモデルの真価が問われることになる」

ストック・フローモデルは、一般的にゴールドやシルバーのような天然資源に適用される。これらはしばしば「価値保存の手段」と呼ばれ、理論的には希少性と流動性の低さから長期的に価値を維持すると考えられている。

「ビットコインは供給が限られている。これは素晴らしいことであり、よく知られている。供給量が決まっているので、価格をけん引できるのは需要のみだ」とバイトツリー・アセット・マネジメント(ByteTree Asset Management)の創業者、チャーリー・モリス(Charlie Morris)氏は語った。

これまで、ビットコインのストック・フローモデルは将来の値動きの予測に使われてきた。暗号資産に特化したヘッジファンド、パンテラ・キャピタル(Pantera Capital)は2020年4月、2021年8月までにビットコインは11万5000ドルまで上昇すると予測した。

PlanBは2020年4月、ビットコイン価格は2024年までに28万8000ドルになる可能性があるとブログに投稿した。

「モデルの予測によると、ビットコインの価格はストック・フロー比率が継続的に低下するため、時間の経過とともに大幅に上昇するだろう」とバイナンス・アカデミー(Binance Academy)はブログで述べている。

留意すべきは、ストック・フローモデルは暗号資産の希少性が価値を高めるという前提に大きく依存していることだ。だが必ずしも当てはまらない可能性がある。特にビットコインは短期的な価格変動が激しいため、その可能性が大きい。

「ストック・フローモデルは、2回の半減期を背景に作られた。半減期によってマイナーの売り圧力が半分になり、価格が約2倍になる可能性があることは、多少の問題はあるものの同意するが、将来の価格がこれ以上に何倍にもなると考えることは馬鹿げている」とモリス氏は述べた。

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