ビットコインのスポット価格と先物価格で乖離発生、JPモルガンは弱気相場の兆候と指摘

ビットコイン(BTC)
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JPモルガンの市場アナリストは、ビットコイン(BTC)のスポット価格とBTC先物価格の乖離を、市場の潜在的な弱気の兆候だと指摘している

10日の顧客向けメモで、グローバル市場ストラテジストのニコラオス・パニギルツォグルー氏が率いるアナリストらは、ビットコインのスポット価格が先物価格を上回っている状況、バックワーデーションになったと指摘している。仮想通貨市場での先月の調整により、ビットコイン先物は2018年以来ではじめてバックワーデーションになったという。

JPモルガンによると、ビットコイン先物のバックワーデーションは、BTC価格にとってはネガティブなサインになるという。ビットコイン先物のカーブは、2018年のほとんどの期間においてバックワーデーションになっていたと、アナリストは指摘している。2017年末にビットコインが2万ドルの当時の最高値を記録した後、18年にはBTCは74%下落し、弱気相場に転じている。

「ここ数週間のバックワーデーションへの回帰は、弱気相場を示すネガティブなシグナルであると私たちは考えている。…私たちの意見では、ビットコイン先物のバックワーデーションへのシフトは、2018年を想起させる弱気シグナルだ」

JPモルガンでは、バックワーデーションは「異常な展開であり、シカゴ・マーカンタイル取引所に上場している契約を利用する傾向がある機関投資家によるビットコイン需要がいかに弱いかを示している」と分析している。

さらに、仮想通貨市場の時価総額全体に占めるビットコインのシェアが低下しているのも懸念事項だという。5月後半、ビットコインのドミナンスは40%台にまで低下した(1月時点では70%以上あった)。これは過去3年間で最低の数値だ。記事執筆時点では、ビットコインのドミナンスは43%となっている。

Bitcoin dominance percentage all-time chart. Source: CoinMarketCap
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