ビットコインオプションの取引高、記録更新──半減期後も機関投資家の参入

ビットコイン(BTC)
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ビットコイン半減期の後、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)におけるビットコインオプションの取引高は過去最高を更新した。 ビットコインは協定世界時5月11日(日本時間12日)に半減期を迎え、マイニング報酬は12.5ビットコイン(BTC)から6.25BTCに引き下げられた。 暗号資産(仮想通貨)デリバティブ調査会社スキュー(Skew)のデータによると、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の1日あたりのオプション取引高は同日、1700万ドルに急増。5月6日に記録した過去最高額の990万ドルを超えた。 注目すべきはそれ以来、取引高は増加し続けていることだ。
出典:Skew
12日、CMEのオプション取引高はさらに3000万ドルの新記録となり、13日には4000万ドルを超えた。14日は3600万ドルとなり、1週間前の170万ドルと比べると2000%の上昇となった。

機関投資家の参入

CMEのビットコインオプションの建玉(未決済約定数)も、過去7日間で270%以上の上昇を記録している。
ビットコインオプションの建玉は、12日、13日、14日と続けて過去最高を更新し、14日は1億4200万ドル相当の建玉で取引を終えた。 ビットコインオプションの取引高と建玉の急増は、機関投資家の参入増加を表している。 「オプションは市場に精通したトレーダーを引きつける商品の1つ」とスキューのエマニュエル・ゴー(Emmanuel Goh)CEOは14日、Consensus: Distributedで語った。 精通したトレーダーや機関投資家は通常、現物市場や先物市場でのポジションをヘッジするためにオプションを使う。例えば、ある取引企業は現物市場でロング(買い)ポジションを取り、半減期までの数日間、ビットコイン価格の急な下落リスクを避けるためにプットオプション(売る権利)を購入した。 似たような投資戦略が、ここ数日のCMEの動きを加速させた可能性がある。さらに、ビットコイン価格のボラティリティが高まったことも影響した。 ビットコインは半減期の直前に1万ドルから8000ドル台まで急落し、トレーダーを驚かせた。その後、価格は回復傾向にある。 しかし、スキューのオプション市場の指標は、パナマに拠点を置く、取引高で世界最大級の取引所「デリビット(Deribit)」のデータに基づいている。 「CMEでは異なるダイナミクスが見られるかもしれない」とゴーCEOは述べた。
出典:Skew
上図のように、ビットコインオプション取引高は半減期前後の数日間、すべての主要取引所で増加した。 CMEの取引高も急増したが、全取引高に占める割合はまだ小さい。13日、CMEは全取引高2億500万ドルのうち、17%を占めた。一方、デリビットは70%以上の1億4900万ドルを占めた。
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