リトアニア中銀、7月9日に世界初めてCBDCを発売開始へ|「支払いではなくコレクター目的」

アルトコイン
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リトアニアの中央銀行であるリトアニア銀行は7月9日に同国の中央銀行デジタル通貨(CBDC)であるLBコインの先行販売を始める。同行担当者がコインテレグラフに語った。LBコイン自体は7月23日に発行・販売される。リトアニア銀行は6月にLBコインの発行を発表していた。

購入は事前登録が必要で、KYC(本人確認)が必要となるため、7月9日を先行販売という形にしているという。

LBコインはコレクター向けに発行されるNEMブロックチェーンをべースにしたCBDC。リトアニア銀行が発行するが「世界初のブロックチェーン基盤のデジタルコレクターコイン」と呼んでいる。現金目的ではないにせよ開始されれば世界で初めてのCBDCとなる見込みだ。

LBコインのプロジェクト責任者であるパベル・リプネビッチ氏はコインテレグラフに対し、今回の発行はブロックチェーンの大規模な研究の一環として行われると明らかにした。

リトアニア銀行はLBコインを24000トークン販売する。99ユーロで6つのトークンがセットになっている。各トークンには1918年のリトアニア独立宣言に署名した20人の歴史上の人物の肖像画が描かれる。これらの人物が神父、大統領、外交官、実業家、学者、公務員の6つのカテゴリーに分類される。トークンは専用ウォレットに保管されることになる。LBコインは、ギフトとしての利用、NEMウォレットへの転送も可能だ。

トークンは現物の銀貨と交換が可能。ただし支払い手段としての利用は奨励しないという。

リプネビッチ氏は以下のように説明する。

「LBコインはリテール向けの中央銀行デジタル通貨を発行する際の実験に役立つことになる。中央銀行とリテールユーザーにとってはリスクが管理された『プレイグラウンド』として機能する」

リプネビッチ氏によると「法、技術、サイバーセキュリティの問題はすでに解決されている」としている。

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