暗号資産イーサリアムの大型カンファレンス「Devcon」。今年の開催は中止、来年の南米初開催に注力

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毎年開催されてきたイーサリアム開発者会議「Devcon(デブコン)」―2020年の開催は中止となり、2021年はコロンビアの首都ボゴタで開催されることが明らかになった。米国のビジネスニュースメディアDecryptが5月29日、伝えている。

コロナ禍の影響を受けて他の大型カンファレンスがオンラインで開催される中、Devconは1年間の延期が判断された。Devconを主催するイーサリアム財団はこの理由について、「Devconへの参加が少数に限定されたり、集会制限が予測される開催をすべきではない」と5月28日の公式ブログ記事で述べている。

イーサリアム財団はまた、2021年のDevcon 6の開催地として南米10都市の中からコロンビアの首都ボゴタを選択している。「イベントの南米開催への強い需要」を受ける中、ボゴタには数千人の参加者を収容できる会場と、宿泊施設を備えていることが決め手となったという。

南米開催という観点では、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスは2018年に「イーサリアム・ハッカソン」が開催された。ブエノスアイレスにはOpenZeppelin(スマートコントラクト作成ツール)、Nomic Labs(スマートコントラクト監査)、Decentraland(分散型仮想空間ゲーム)といったプロジェクトの拠点があるため、コミュニティが活発なためだ。こうした背景から、ブエノスアイレスでのDevcon 6開催を求める声は大きかったが、インフレが加速する国でドル建てのイベント開催は難しいとの指摘も見られた。

時価総額2位のイーサリアムのコミュニティにとって、Devcon開催に向けたモチベーションは絶大だ。このイベントは2014年にベルリンで始まり、ロンドン、上海、カンクン(メキシコ)、プラハと引き継がれ、2019年には大阪に3,000人以上のイーサリアンが集まった。イーサリアムのプロトコル変更やプロダクトリリースの舞台となっている。

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