米アップル、メタバース事業には参入しない方針か=報道

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アップル社のメタバース事業

米IT大手アップル社は、メタバース(仮想空間)事業には参入しない可能性があることが分かった。

同社を巡っては、複合現実(MR:Mixed Reality)のヘッドセットを2022年に販売するという憶測が広まっている。米フェイスブックは事業の軸足をメタバースに移すことに合わせて社名まで「メタ」に変更したが、アップル社は別の方針を選択するとの見方が示された。

メタバースとは

インターネット上に構築された、多人数参加型の3次元仮想現実世界のこと。アバターを使ってゲームや音楽のライブ、オンラインカンファレンスに参加できるなど、様々な領域で活用が期待されている。

現時点では、ヘッドセットの販売やメタバースに関する情報について、アップル社から公式発表はない。しかし、『ブルームバーグ』でアップル社やIT分野を担当するMark Gurman氏が10日、ツイッターにアップル社の見解と見られる内容を投稿したことで今回の憶測が拡散した。

Gurman氏によれば、メタ社が計画しているような「ユーザーが訪れる仮想世界」に対しては、アップル社の関心は低いもようだ。それよりも、仮想世界ではなく、現実の環境と組み合わせた技術に重きを置いており、ゲームやコミュニケーション、コンテンツ消費と長時間利用されるサービスの開発の方を優先しているという。

メタバースは急速に注目度が高まっているが、まだ新しい技術であったり、規制が進んでいなかったりといった課題も指摘される。今回の憶測によって、アップル社はメタらの事業が成功するかを見極めてから、メタバース事業に参入するのではないかとの見方も上がった。

 

複合現実とは

複合現実は、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)とは別の技術である。ARは現実世界の情報に重ね合わせてデジタル情報を表示。VRは、没入型のゴーグルを利用することで、完全にデジタル映像に入り込むことができる技術だ。

一方でMRは、ARに似ているが、現実世界をデバイスが把握して、そこにデジタル映像を重ね合わせることができる技術である。マイクロソフトやサムスンはすでにMRのヘッドセットを販売。マイクロソフトは2016年の時点で、MRについて説明した動画も公開していた。

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