米規制当局、元議員を仮想通貨詐欺で告訴 | 被害額4億円以上、被害者150名超

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米証券取引委員会(SEC)は3月20日、メタ・ワン(META 1)コインを売買したメタ・ワン・トラストの資産凍結を発表したメタ・ワンコインは、元米州議会議員デビッド・シュミット(David Schmidt)被告ほか2名によって進行中の仮想通貨詐欺で、最大22万4923%のリターンが得られるとうたっていたそうだ。被害額は430万ドル(約4億8000万円)以上、被害者は米内外150名以上に上るという。

プレスリリースによると、規制当局は3月16日にメタ・ワン・トラストの資産を凍結し、同議員らを詐欺で告発したそうだ。現在SECは、間駅舎への懲罰刑ではなく、罰金と不正に得た利益の処分を求めている。

美術品や金に裏付けられていると主張

SECによると、メタ・ワン・トラストは、10億ドル(約1110億円)の美術品コレクションや、20億ドル(約2219億円)の金に裏付けられているとうたっていたほか、会計事務所が資産を監査しているなど主張していた。また投資家に法外なリターンを約束することで、2018年4月から430万ドル(約4億8000万円)以上の獲得に成功していたそうだ。被害者は米内外150名以上の上るという。訴状では次のように述べられている。

「各コイン(購入時に応じ22.22ドルまたは44.44ドルで売却)は、『非常に手堅い評価』として最大5万ドル(約555万円)の価値があり、22万4923%のリターンがあると表現した

リンクトインにあるメタ・ワンコインのページには、「メタ・ワンは、人類の最も偉大な資産に支えられたプライベート・デジタル通貨だ。我々は金の流動性を提供する」(記事掲載時点)とあるが、SECの訴状によると「メタ・ワンコインは、何にも裏付けられていない」そうだ。

「メタ・ワン・トラストは、美術品や金を含む重要な資産を所有しておらず、被告が投資収益を予測できる合理的な根拠はなく、ましてそのような法外な収益を予測できなかった」

元州議会議員で、詐欺を繰り返す

メタ・ワン・トラストの主要関係者のひとりは、ワシントン州の元州議会議員だったデビッド・シュミット被告だ。

シュミット被告は、2006年に同州での選挙で落選し、その後4万ドル以上の選挙資金不正使用の疑いで当局による捜査を受けた

またあるブロガーは、シュミット被告が金の延べ棒を貯えた貯蔵庫にアクセス可能と偽装していることに2016年に発見した。ブログの日付は、メタ・ワン・トラストが操業を始める2年前だ。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン

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