長年の仮想通貨投資家は、新規参入者に対してビットコインを中心に投資を勧めるのが一般的です。
しかし、あまり一般的ではないのは、アルトコインを作った本人が「ビットコイン推し」をすることです。
それをまさしく行なった人物がチャーリー・リー氏です。彼は今週月曜日、ツイッターに、ライトコインを含むどんなアルトコインを買う前に1BTCを買うことをアドバイスしました。
現存するビットコインは2100万BTCに過ぎない。全ての億万長者が1つずつ保有するとしてもBTCは十分な数ではない。だから(ライトコインを含む)どんなコインを買うよりも少なくとも1BTCを保有するようにしなさい。1BTC保有したらあとはどんな草コインでも買えばいい!
リー氏はこのようにつぶやいています。
There will be at most 21 million bitcoins in existence. There isn't even enough BTC to go around for EVERY millionaire to own one. So before you buy any other coin (LTC included), try to own at least 1 BTC first. 🥅
Once you have 1 BTC, buy all the shitcoins you want! 😂 pic.twitter.com/bc3xKKGB0m
— Charlie Lee [LTC⚡] (@SatoshiLite) 2018年7月17日
リー氏がビットコインのフォークとして2011年に作ったライトコインは、フラッグシップ的な仮想通貨として直接競争してきたのではなく、あくまでも支払いネットワークとして販売してきました。
一部のビットコイン主義者もビットコイン開発のテストヘッドとしてのライトコインの価値を認めています。恐らく、ビットコインネットワークの有効化に先立ち、以前のスケーリングソリューションであるSegWitの採用によってそれは最もよく証明されました。
リー氏は昨年12月に全てのライトコインを売却したことを明らかにしていました。これは、現在起きている7ヶ月間に渡る下落を続けた仮想通貨市場になる直線の動きでした。
元コインベースのエンジニアで、現在はライトコインでフルタイムで働くエンジニアは、(ライトコインの)プロジェクトのプロモーションを行なうにあたり「利益相反」になることを避けるため、リー氏はライトコインを売却した。と語っていました。
この彼の決断は、ライトコインコミュニティにとって、かなり物議を醸す行いでした。そして批評家は今回リー氏がつぶやいたあと、彼がどんなコインよりも1BTC(当時の価格6,739ドル)を買えと言っている。とこの話題をすぐさま取り上げられました。
大事なことは、取りこぼしてしまうと思わないことです。他のコインを持つことの方が遥かにリスクが高い。BTCを保有することが確率の高い賭けなのです。だからあなたが予想を立てる前に、まずは何か確かなものに投資しなさい。そして私はライトコインが草コインだと言っているわけでは決してありません。
このようにリー氏は語っています。
このブログ執筆時、おとといのリー氏の予想から2日経った今、ビットコインの価格は7,362ドルを推移し、久しぶりの急騰を見せています。
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出典:https://www.ccn.com/buy-a-whole-bitcoin-before-buying-any-altcoins-says-litecoin-creator-charlie-lee/
Buy a Whole Bitcoin Before Buying Any Altcoins, Says Litecoin Creator Charlie Lee