ビットコイン(BTC)

Mt.Goxの仮想通貨売却でビットコインが再び2018年安値に

ビットコインの価格は、2月6日に今年の最安値67万円台を底打ちしたあと堅調に推移して3月6日時点では125万円台まで上昇、この時点では最安値から約2倍まで回復していました。

しかし、本日現在のBTC価格は93万円台まで下落しています。

この下落の要因として考えられているのは、中国の規制強化やBinanceのハッキング疑惑など色々と考えられていますが、中でも「Mt.Gox(マウントゴックス)」の仮想通貨売却は、その大きなマーケットインパクトが懸念されています。

(Mt.Gox事件について)

このマウントゴックス社は東京地方裁判所に対し、破産者(MT.GOX)についての民事再生手続開始の申し立てを行ないました。

これについての報告書の中で、破産管財人を請負う弁護士、小林信明氏はBTCおよびBCHの売却を行なったこと、そして売却数量及び破産管財人口座への入金総額を公表しました。

一部報告書の抜粋です。

売却額は合計で約429億円にもなります。この大量の売却がマーケットに大きな大きな売り圧力となったことは間違いないでしょう。

この小林氏の売却が取引所から行なわれるたびに、ビットコイン市場が下落する動きをしたことが報告されています。


 

今回の売却は12月から2月に掛けて行なわれました。

そのウォレットから移動するBTCの全履歴と共に、「今年の最安値をつけた2月6日の前日、暴落の中パニックになって18,000BTCを投売りしたのだろう。市場はこの底をうまく吸収して拾った。」とのツイートが上がっています。

 

これらの売却に関して、取引所のKrakenは「管財人の小林氏にオークションやOTC(相対)取引での売却を勧めた。」ようですが、管財人は裁判所の許可を得て、取引所経由でマーケットに直接売却を行なったのです。

マウントゴックスの元CEOカルプレス氏もこの売却方法は本意ではない。というような感情をツイッターで漏らしていたそうですが、そのツイートは現在は消されているようです。

更なる懸念

さらに問題が残っています。全てのBTCを管財人は売り切っておらず、3月5日時点での破産財団が未だ保有するBTC量は約16万5千BTCです。これは1BTC=90万円のレートで計算したとして、1485億円に相当します。

これを再度売却するかもしれないという懸念から、なかなか買いの勢力が強くならないのだと見られています。
 

出典:https://cointelegraph.com/news/bitcoin-price-hit-2018-lows-because-of-400-mln-mtgox-sell-off-reports
Bitcoin Price Hit 2018 Lows Because Of $400 mln Mt.Gox Sell-Off: Reports

 
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