アルトコイン

投資家を甘く誘惑する3つの仮想通貨について見てみよう

仮想通貨市場は大きく急成長しており、仮想通貨で億万長者になった人の話も少なくありません。ビットコインや主要なアルトコインとは違うものに、値上がり前の千載一遇のチャンスを夢見る人も多いのではないでしょうか。実際に、宝くじのように、何気なく買っていたら値上がりしたので儲かった。という話もよく聞きます。

しかし、あまりにも得にしかならないようなことを語っているコインやトークンに安易に投資するのは得策ではありません。投資には必ずリスクが付き物です。

下記に3種のコインを紹介します。

Bitconnect


数十億ドルの詐欺を行っている良い例があるとすれば、Bitconnectが良い例にあたるかもしれません。ホームページには、BitConnectの通貨に関する詳しい説明が存在しません。

BCC(BitConnect)を貸し付け(レンディング)することで利益が入り、持っているだけで利子が付きます。更に紹介報酬制度もあります。取引出来るところはかなり少なく、そのほとんどがBCC Exchange(本家サイト内)で行われていることが、Coinmarketcapで確認できます。ここ最近出来高が激減していますが価格は落ちていません。

BCCを貸し付けることで利益が入るとされていますが、それ以上に借り手がいないと、この制度は成立しないはずです。

しかし驚くべきことに、毎月2桁のリターンがあり、それが保証されています。短期間であれば、実際にそのリターンを受け取ることも可能かもしれません。Bitconnectは現在Coinmarketcapで18位にランクインしており、急激な上昇を続けていますが、一度崩れたら大災害になる危険性をはらんでいると思います。

もしかするとbotが取引をしている可能性もあると海外メディアは指摘しています。1万ドルに対して4ヶ月で25%のリターンを利子で返してくれるなんてことは通常ではありえない気がします。

イーサリアム創設者のヴィタリック・ブテリン氏も、思わずツイッターのユーザーの指摘に反応してしまったようです。

ああ、日利1%が彼らの提案した利息なら、それはポンジスキームだね。

ポンジスキームとは;
詐欺の一種で、日本語で言うところの「自転車操業」に近いものである。「出資してもらった資金を運用し、その利益を出資者に(配当金などとして)還元する」などと謳っておきながら、謳っていることとは異なって実際には資金運用を行わず、後から参加させる別の出資者から新たに集めたお金を(やはり運用せず)以前からの出資者に“配当金”などと偽って渡すことで、あたかも資金運用が行われ利益が生まれてそれが配当されているかのように装うもののこと。

名称は詐欺師チャールズ・ポンジ(Charles Ponzi)の名に由来する。 
  
 
 

Onecoin


日本ではあまり多く知られていないかもしれませんがOnecoinというものがあります。これが正当なものであるという声は聞こえてきません。

Onecoinのホームページを見ると所在地はブルガリアとなっています。ホームページに書かれている文章の割りには仮想通貨に重きを置いていない印象を受けます。

下記は3ヶ月のチャートでは、ほぼ動きがありません。

Onecoinでは、小額から大口までトークンパッケージを販売し、これを元にマイニングすることが出来ます。そのマイニングにより報酬を得られるとしています。また、驚くことに仮想通貨の時価総額が「2位」というデタラメを宣伝文句にしています。仮想通貨のことを知らない人ならば、信じてしまう人がいるのかも知れません。

短期間のあいだ、プライベートマーケットでOnecoinはユーロとの交換もされたようですが、パッケージの購入がコイン入手には必要でした。

市場そのものは人為的にコインを制限しているため、形式上はコインが希少で価値が高くはなります。しかしランダムな間隔でメンテナンスと称しサイトが閉鎖されたあと、オンラインに戻ってみたら一部の注文取引が消失しているということもあるようです。

アーリーアダプター(比較的早期に始めた人)らは利益を得て、既に居なくなっている可能性があります。
 

Bitpetite


ここ最近、Bitpetiteは顧客の現金と共に消失してしまいました。147%などというビックリするような、「いや絶対嘘でしょ?」と普通なら笑ってしまうようなリターンが保証されていました。

ウェブサイトも消えたり表示されたりしていましたし、ソーシャルメディアにあったアカウントなども全て削除されてしまったようで、この会社に多くの投資を行っていた人には、相当恐ろしい事態だと思います。


 
ここに紹介したスキャムだと疑われるコインの共通の特徴として下記の3つが当てはまります。

・大きな約束(配当)
・早いリターン
・利益の保証

これらの3つのことに投資する際にはくれぐれも気をつけましょう。現実の世界にはこれらを保証する投資など存在しません。

参考:https://news.bitcoin.com/a-closer-look-at-how-three-of-the-biggest-scamcoins-lure-its-investors/
A Closer Look at How Three of the Biggest Scamcoins Lure Its Investors

 
 
盗難補償あり、初心者にも見やすいアプリ画面。
仮想通貨を買うなら、OLさんや初心者にも人気のコインチェックがおすすめです。
日本で一番簡単にビットコインが買える取引所 coincheck bitcoin

ピックアップ記事

  1. 2016年ビットコインを振り返る
  2. リップルがイーサリアムの時価総額を超えて2位に。しかしいつまで?
  3. 中国人民銀 銀行引受手形の「ブロックチェーン化」に成功
  4. ビットコインが11万円後半に
  5. iPhoneでApple Payの提供開始

関連記事

  1. ブロックチェーン

    スウェーデン政府、3月にブロックチェーン土地登記実証実験

    スウェーデン政府が今年3月、ブロックチェーンを利用した土地登記の実証実…

  2. ブロックチェーン

    金融インフラは未来ブロックチェーンに置き換わる

    「金融インフラは未来ブロックチェーンに置き換わる」WEFがレポートを公…

  3. ブロックチェーン

    ICO規制で中国ブロックチェーンカンファレンスが中止に

    中国のメディア(Caixin)によると中国人民銀行(PBoC)は、多く…

  4. アルトコイン

    ビットコインのハードフォーク懸念の陰で急騰したライトコイン

    現在ビットコインはその取引処理能力(スケーラビリティ)をめぐる技術的な…

  5. アルトコイン

    イーサリアムクラシックがスランプから脱却か

    イーサリアムクラシックが強い動きを見せています。昨日11月7日…

  6. アルトコイン

    「”e-sport”のイーサリアムICOが瞬殺で完売!」  

    本日売り出し開始となった、イーサリアムのブロックチェーンをプラットフォ…

過去記事

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

新着記事

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で
  1. アルトコイン

    ETHとAugurの投資家であり、フェンブシ・キャピタル創立者がハッキング被害に…
  2. 仮想通貨、経済ニュース

    「全ての地獄から開放されるだろう」ABRAのCEO、ビットコイン価格が今年再び高…
  3. 仮想通貨、経済ニュース

    まさか日本で預金封鎖?先人に学ぶ資産逃避
  4. 仮想通貨、経済ニュース

    「ビットコイン」が年間トップ検索ワードに – Goggleデータ
  5. ビットコイン(BTC)

    ビットコイン購入時の消費税を非課税に、金融庁が求める
PAGE TOP