アルトコイン

急騰したTRON(トロン)のホワイトペーパーの大部分はどこかの丸写し?

2017年末ごろから最近は中国の取引所、Binance(バイナンス)で取り扱われているコインが人気を集めており、今まで名も知らなかったようなコインがいきなり急騰するという相場になっています。

中でもトロン(TRON)の価格変動はボラティリティが高く、異常な急騰と見せたかと思えば急落したりと、新規に仮想通貨へ参入した投資家にとっては苦しい値動きを見せていました。

トロンとは?

トロンのブロックチェーン上で取引されるトークンはTRONIX(TRX)です。

トロンの情報源は主に、創設者のJustin Sun(ジャスティン・サン)氏がツイッターを利用し、マーケティング活動を行なっています。 

このサン氏ですが、フォロワー約27万人で、トロン関連のつぶやきを見るからに日本人のファンもかなり多そうです。(なかなかパンチのあるイベント紹介写真ですね。)

しかしながら、フォロワーのつぶやきを見ていてもいささか心配…。なぜならトロンには特に中身がなさそう…。いやこんなこと言うとファンやホルダーに怒られそうですが。

トロンは企業と提携を結ぶ予定であるとツイッターで発表しているそうですが、どこの企業と提携するなど具体的な発表はなされていないようです。

そんな中、トロンが出しているホワイトペーパーに丸写しの噂が出ています。
 

トロンのホワイトペーパー

時価総額140億ドルであるトロン、そのホワイトペーパーはオリジナルに作成されたものではなく、IPFSFilecoinからコピーされたもののように見えます。

トロンについての機能が記述されていると思われるセクションは、実際にはIPFSがどのように機能するかを記述したものです。

IPFSのJuan Benet氏は次のように述べています。

ワオ!なんて恥ずかしいんだろう!TRONの「ホワイトペーパー」は主に他のプロジェクトからコピーされているか、P2Pの超基本的なことが書かれているだけです。参照する価値はゼロ。

下記に2つの画像、それぞれのホワイトペーパーの一部をご紹介します。

まずはIPFSのオリジナルのホワイトペーパーです。

IPFSのホワイトペーパー


 
 
次に、TRONの問題のホワイトペーパー。最初のセクションのみトロンの事が書かれてはいますが、あとはIPFSと全く同じ内容が続き、数式も同じようにコピーして説明されています。
 

TRONのホワイトペーパー


 

以下がトロンのホワイトペーパー全貌ですが、赤いところはコピーされた部分、オレンジの部分も疑わしいです。

この、時価総額140億ドル、ランキング10位に急浮上したコインのホワイトペーパーで、唯一オリジナルだと思われるのはイントロダクション(はじまり)の部分であるようですが、残りについてはスッキリしない部分があります。

ホワイトペーパーのオリジナル版は中国語で書かれており、最新の中国語版の詳細なリファレンスがあります。英語、韓国語、日本語、スペイン語版につきましてはボランティアによって翻訳されています。翻訳版は多くの重要な情報が欠落しておりました。


(本人によるツイッターの返信)

このようにサン氏は、中国語のオリジナルであるホワイトペーパーはそのようなことは無いと述べていましたが、中国語バージョンも比較してみると丸写しの状態であるようです。

しかし、現在は英語版、中国語版ともに公式サイトからは削除されているようです。

トロンのホワイトペーパー(中国語版)


 

トロンはマーケティングが先行か?

この創設者サン氏は、マーケティング能力に長けており、イギリスで最も読まれているタブロイド紙、”THE SUN”にもトロンのことが掲載され、「流星のごとく」と揶揄されたほどの仮想通貨です。

しかしながらホワイトペーパーはどこかの丸写しで、中身はブロックチェーンのことはほとんど語られていないようです。

このような状態でも、企業との提携を発表する予定があるサン氏は、よほど宣伝能力に長けている人物なのかもしれません。

トレードの玄人は、このTRXのように、ボラティリティのあるコインをトレードして多く短期間に儲けることができます。ですからこのようなコインは中身は関係なく一気に資金が流入し、高騰することがあります。価格が高騰していく際には、新規トレード参加者は熱くなり、一瞬で下落した後に高い位置で置いていかれるのはよくある話です。

こういったボラティリティの高いコインで短期売買の自信がある場合は別ですが、仮想通貨の未来に投資し、長期で見て行きたい場合には、コインの中身をよく見極め、冷静に投資する、またはリスクの多すぎる額を投資しないようにするなど注意が必要です。

現在、主要コインは価格が鈍化している動きのものもあり、このような今まで知られていなかったコインが盛り上がりを見せています。しかしながら短期的な人気だけに目を向けて失敗しないように気をつけましょう。

出典:http://www.trustnodes.com/2018/01/08/trons-whitepaper-copied-plagiarized

 
 
仮想通貨の購入は、盗難補償ありで初心者に見やすいアプリ画面の
コインチェックがおすすめです。
ビットコイン取引高日本一の仮想通貨取引所 coincheck bitcoin

ピックアップ記事

  1. 三菱UFJ リップルの技術を使って18年に即時決済めざす
  2. イーサリアム–ハードフォークが無事に成功
  3. ブロックチェーン推進協会 設立8ヶ月弱で加盟企業数が100社を突破
  4. キャンペーンのプレゼントにまでビットコインが採用される時代
  5. ビットコイン、金の価値を超える

関連記事

  1. アルトコイン

    決済大手Bitpayがビットコインキャッシュ導入発表でBCHが2000ドル超に

    ビットコイン決済サービスで有名な「BitPay」がビットコインキャッシ…

  2. アルトコイン

    Coinbase 2018年1月までにBitcoin Cashの対応はじめる

    ビットコイン取引所のCoinbaseは、Bitcoin Cashに対し…

  3. アルトコイン

    韓国大手Bithumbの取り扱いでMonero(モネロ)の価格が150ドルに

    8月の後半からモネロの売買が、明らかに勢いづいています。特に8/21~…

  4. アルトコイン

    イーサリアム、2度のハードフォーク予告を公式告知

    イーサリアムのハードフォークが数日で行われる可能性が高い。「EIP…

  5. アルトコイン

    MastercardなどがEEAに加盟 イーサリアムが大幅反発

    イーサリアムの価格は182ドルの直近安値にタッチしたあと、一時50%も…

  6. アルトコイン

    BTC,ETH,BCH,XRP,LTC: 9月6日の相場

    アメリカと北朝鮮間の戦争の可能性が現在、株や先物市場などのアセットに大…

過去記事

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

新着記事

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で
  1. フィンテック

    「ロボアド」をご存知ですか?
  2. フィンテック

    スマホがSuica決済端末となる実証実験をJR東日本が開始
  3. フィンテック

    「ブロックチェーン技術を香港証券取引所に」ナスダックが提案
  4. フィンテック

    フィンテック関連の株に注目
  5. ブロックチェーン

    中国–ブロックチェーン開発に本腰
PAGE TOP