仮想通貨全般/経済

Bakktとフィデリティがビットコインの流動性問題を解決できるかもしれない

この一週間でビットコインの価格は35%超下落した。そして仮想通貨業界への見通しの大半はビットコインキャッシュのハードフォークによって、クラッシュしてしまったというネガティブな感情が渦巻いた。

ビットコイン市場での流動性の欠如は主要な仮想通貨を弱い立場に追いやり、ビットコインキャッシュによるハッシュパワー・ウォーとハードフォークのせいで、投売りされる結果に至ったと、大規模なデジタル資産の取引を行なうSusquehanna(サスケハナ)のトップであるBart Smith(バート・スミス)氏は述べた。

CNBCのファストマネーにてスミス氏は、フィデリティ、ICE、Bakktを仮想通貨市場に参入させることで、BTCの流動性が高まり、大規模な売り上げを吸収するための資本が増加する可能性があると解説している。

「ビットコインが4000ドル近くまで下落したことを受け、ウォールストリートの仮想通貨キングであるサスケハナのスミス氏は、彼は未だ長期目線で仮想通貨を信じている。」

フィデリティとBakktの重要性

現在、コインベースやビットスタンプのような取引所を通じて、平均的なトレーダーが仮想通貨に投資することはなかなか難しい状況である。

投資家は、政府発行のIDの写しを渡す必要があり、厳格なKYC(個人認証)プロセスを受け、取引所によって決められた方針を遵守する必要がある。

米国、日本、韓国などの主要デジタル資産市場の政府機関の取り決めに応じて、仮想通貨取引所で使われている非実用的システムは、新たな資産クラスに投資するためのノウハウを持っている、比較的少数の投資家のグループへ向けて仮想通貨市場への入り口は限定されている。

スミス氏はこのように述べた。

第一に、新しい資産への参入は難しい。あなたが世界的なグローバル機関に属するものなら、あなたが望む方法でビットコインを購入することはまだ困難である。G.I.ジェネレーションの富裕な世代の人々は、自分の運転免許証で高解像度の写真を撮り、それをウェブサイトに送って、お金を送ったりなんてことはしない。彼らはフィデリティに投資したい。彼らはバンク・オブ・アメリカに投資したいのです。

G.I.ジェネレーション(またはグレイテスト・ジェネレーション)
最も偉大な世代の人々。米国では、第二次大戦に従軍した兵士およびそれを陰で支えた人々を、戦争で大きな犠牲を払ったことから、このように呼び、たたえる風潮がある。

スミス氏はまた、ビットコインキャッシュのハードフォーク(スミス氏はこれを大失敗と揶揄)のために、BTCが短期的なトレンドから自信を失い始めた。そこへ市場に残されていた限られた資本では売り浴びせを吸収することが出来なかった。と付け加えている。

これにより、新たな資本投下がないという第2の問題が生じ、流動性が非常に低くなっています。夏を通して6,000ドル付近の安定した価格が見られるようになりました。7月の終わりにボラティリティが本当に軽くなった。だから何が起こるかはその環境に寄るものであり、争いの多いフォークを持っているならば、それは必ずしも莫大な自信を作り出すとは限らない。それに乗じた売り手が入ってくると、それを吸収する流動性がないだけなのです。うまくいけば、Bakkt、フィデリティ、そしてさらなる規制によって、それを吸収できるだけの十分な資本が入ってくるでしょう。

小規模トレーダーをターゲットに

今のところ、フィデリティとBakktの双方が、ベースとなる顧客には機関投資家をターゲットとしていることが伺える。

しかしフィデリティ、ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレーなどの金融機関が、10月に提案されているように小規模とレーダーに仮想通貨投資サービスを提供し始めた場合には、仮想通貨業界の個人投資家からの流動性が大幅に増加する可能性がある。

株などの大規模資産クラスに比べれば、仮想通貨市場はまだまだ小さいのが現状。スミス氏の言うように大規模な資本を持つ機関や投資家は、市場にまだ参入しきれいていないのが現状だ。

出典:https://www.ccn.com/susquehanna-exec-bakkt-and-fidelity-could-solve-bitcoins-liquidity-issue/
Susquehanna Exec: Bakkt and Fidelity Could Solve Bitcoin’s Liquidity Issue

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