仮想通貨全般/経済

バイナンス、英国と欧州からの資金流入をターゲットに

取引量が益々拡大する世界最大級の仮想通貨取引所、バイナンス(Binance)は英国の王室保護領であるジャージー島に新しく仮想通貨取引所を立ち上げた。

【ジャージー島】ロンドンから飛行機で約1時間、面積は東京・山手線の内側の約2倍の120平方キロメートルの小さな島。タックスヘイブン(租税回避地)として知られイギリスの国王に属し、高度な自治権を持った地域である。伝統的に国王が王国外に有していた領地であるため、イギリス(連合王国、United Kingdom)には含まれず、独自の憲法の下で政府を持っている。

16日、欧州と英国のトレーダーをターゲットにした新しい取引所を通じて、ユーザーは英ポンドとユーロ建てでビットコインとイーサリアムを取引することができるようになる、と同社は述べた。

ジャージー島への出店は自信がある

バイナンスは、高度に開発されたデジタルインフラストラクチャ、強力な規制の枠組み、そして世界クラスの金融サービス部門の観点からジャージーを選択しました

と取引所の最高財務責任者、Wei Zhou氏は語った。

Zhou氏によると、バイナンス・ジャージーは、コンプライアンスを含むさまざまな機能のために「スタッフを採用しており、今後も採用し続ける」という。この取引所は、政府支援の経済開発機関と協力して、島で約40の仕事を生み出すことを目的としている。

バイナンスCEOであるChangpeng Zhao氏は、当時、次のように述べていた。

主要通貨(GBP)に基づく地域経済と、英国と西ヨーロッパに近いことからジャージーとの協力は地域経済に利益をもたらすだけでなく、ヨーロッパの他の地域への拡大のための強力な運営基盤を形成すると確信している。

着々と事業拡大をおこなうバイナンス

現在、仮想通貨市場は未だに明確な反発を見せていない状況であり、小さな仮想通貨関連企業は撤退を余儀なくされていることは事実だ。そんな中バイナンスのようにしっかりとした資本があり母体が揺れ動かない企業も存在する。

市場に活気が無い時が続くが、バイナンスのように大きな設備投資を行い着々と準備を進める様を見ていると、乗るべき波が来たときの利益も相当なものではないかと想像する。やはり市場が弱気である時こそコツコツと積み上げられる粘り強く冷静な投資家に勝機があるのだろうか。

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