ビットコイン(BTC)

仮想通貨取引所バイナンスがハッキング被害により約44億円が流出、損失額はSAFUファンドで補填できるとCEOがツイッターで生回答

世界最大級の仮想通貨取引所「バイナンス(Binance)」は7日、大規模なセキュリティー侵害に合い、7,000BTC(約44億円相当)のハッキング被害を受けたことを公表した。

被害を受けたのはバイナンスのホットウォレットに保有してあったビットコインであり、バイナンスの総保有量の2%にあたるとしている。「他の全ての資産は安全」であるとも発表した。

CEOのジャオ・チャンポン氏(通称:CZ)は8日の正午から「Ask-Me-Anything(私に何でも聞いて)」に置いてライブセッションを行い、数時間前に7,000BTCが盗まれたハッキングについてを主に、コミュニティからの様々な質問に答えた。

CZはロールバック(ハッキングされる前まで取引を巻き戻し、ハッキングを無かったことにする)についての考えを尋ねられたところ、主要なマイナーやマイニングプールから合意を得る為に、ネットワーク全体のハッシュパワーの51%以上を集める必要があると回答した。

正直なことを言えば、実際に数日以内にそれ(ロールバック)を行なうことは可能です。しかし、この規模のネットワークをロールバックするとビットコインの信頼性が損なわれるという点でマイナスの影響が出る可能性があります。

「チームはまだそれを決めかねています。我々は数字をはじいてすべてのことをチェックイしています。」「ビットコイン開発チームのコアメンバーの一部を含め、コミュニティから私たちに提案されたハイテクソリューションが興味深いです。私たちはこれらをとてもとても慎重に、受けているフィードバックとともに検討していきます。」

CZはバイナンスが現在、システムの再構築と復旧に注力しているため、すべての出入金を停止していると付け加え、再開には「約1週間かかる」と推定している。

ライブセッション中にはそのほかにも、CZはバイナンスがユーザーの為の44億円(4,000万ドル)の損失を補うための十分な資金はecure Asset Fund(SAFUファンド)に確保してあると語った。

バイナンスは昨年7月から毎月、取引手数料の10%を「SAFUファンド」に割り当て始めていたという。しかしファンドの保持する総額は明らかにされてはいない。バイナンスは昨年7月から3月までの四半期で約2億1,000万ドル(約231億円)の利益を生み出している。

【追記】この記事が出た後、バイナンスのCEOであるジャオチャンポン氏はその後のつぶやきで「様々な関係者と話をしたあと、ロールバックの解決策を取らないと決めた。」と発表している。

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