ビットコイン(BTC)

「仮想通貨の春が来た。機関投資家の資金が流入するだろう」デジタルカレンシーグループCEO、バリー・シルバート氏

昨年の大幅な下落の後、多くの著名なエコノミストによって悪い評価を受けたビットコインだったが、2019年上半期に115%以上も価格は上昇した

5月の世界最大の時価総額を持つ仮想通貨であるビットコインは、取引所コインベース(Coinbase)価格で年初来高値である9,090ドルをマークした。その後価格は1,000ドル以上下落している。しかし、少なくともデジタル・カレンシー・グループ(Digital Currency Group)の創設者でCEOであるバリー・シルバート(Barry Silbert)氏によれば、この下落はビットコインの長期的には強気の方向性を揺るがすものではないとしている。

シルバート氏はブルームバーグ(Bloomberg)に対し「仮想通貨の春」が訪れたと語った。彼は2011年から仮想通貨市場に参入しており、ボラティリティには慣れっ子だ。

かなりのジェットコースターをやり過ごしてきた。80%の価格下落が4度あった。しかし過去4回とも、価格はその後、過去最高を記録している。だからビットコインの価格を見てもらえれば、恐らく我々は仮想通貨の冬から抜け出し、仮想通貨の春に入ったかのようだ。

シルバートによると、市場はベンチャーキャピタリストや機関投資家からの明らかな需要に前向きに反応しているという。このビットコイン強気派の同氏は、以前のビットコインの価格回復のいずれも同じ楽観はなかったと指摘した。

今日のインフラストラクチャを、2017年の最後のビットコインが上昇した直前の状況と比較してみると、全く異なっている。今重要なのは本当に機関投資家の資金が(仮想通貨の)資産クラスに入ってくるかどうかではなく、いつなのか?ということである

振り返ってみると、2017年に記録したビットコイントークンの需要の急増は、主に、いわゆるICOブームによるものであった。ブロックチェーンのスタートアップに投資するためのツールとして使用するために、人々は仮想通貨を購入した。

しかし、彼らの90%以上は失敗したために、損失の穴埋めのためにクラウドファンディングを通して集めたビットコインをは売り払われてしまった。この動きにより、2018年には最終的に価格が75%以上下がってしまった。

しかし、シルバート氏が指摘したように、市場はすでにICOブームの段階から脱却している。

フィデリティが市場心理の回復を助けた

世界最大の資産運用会社の1つであるフィデリティ・インベストメンツ(Fidelity Investments)は、5月に機関投資家向けにビットコイン取引サービスを展開すると発表した。

この動きは、ビットコインのカストディソリューションを提供するという同社の以前の意向に沿うものであった。ウォール街の仮想通貨に対する欲求の高まりに応える企業が増えていることが明らかになったのだ。

このような発表は90%以上が個人投資家であるビットコインの市場心理を改善するのを助けた。Diarが最近発表した報道によると、1~10BTCを保有する投資家の数が2019年第1四半期に増えたとされている。

このリポートによると

0~100BTCを保管する個人投資家サイズのウォレットで126,000個の増加が見られる。アドレスの数も増え続けている。結果、これらのアドレスは現時点で38%のビットコインが供給を循環させている。

今年の上昇はこれまでのところビットコイン市場の時価総額を1,450億ドル(約15.7兆円)へ押し上げている。昨年の最低水準で、時価総額は610億ドル近くであった。

出典:https://www.ccn.com/crypto-spring-institutional-money-barry-silbert/
Crypto Spring Has Arrived & Institutional Money Will Move In: Barry Silbert

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