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イーサリアム2.0はスキャム?激しい論争が巻き起こりヴィタリック氏は反論

イーサリアム2.0の段階的なリリースは間近であるが、批評家は潜在的なリスクに対する懸念を表明し、イーサリアムをスキャム(詐欺)とさえ呼んだことが話題となっている。

批評家による痛烈な批判

多くのイーサリアムのプロジェクトとDappsが存在するが、ネットワークは数百万人のユーザーを持つ主流のDappsをサポートできない可能性があるという。

例えば、イーサリアムのブロックチェーンゲーム”CryptoKitties”が人気のピーク時には、イーサリアムの取引手数料は0.02ETH(当時20ドル)に上昇した。手数料の増加に加えて、Dappsに大量に使われる際にネットワークが同じパフォーマンスを提供出来ないという懸念が上がっている。

言い換えれば、イーサリアムにはスケーラビリティの問題があり、これはネットワークの開発チームが繰り返し段階を経てイーサリアム2.0に切り替えることをまさに望んでいる理由だ。

しかし、イーサリアムは最初からスケーラブルなブロックチェーン・ネットワークとして宣伝されていた節がある。これが特に「ビットコイン」側の人々にとって、批評家の批判対象となっている。

ビットコインのコア開発者であるピーター・トッド(Peter Todd)氏は、イーサリアムは常に詐欺であると言っている。

ETH1.0がスキャムであることが判明したことを考えると、スケーラブルではないと知っている人間がスケーラブルであると繰り返し宣伝していた事に対し、「ETH2.0もスキャムなのか?」という明白な質問でリードする記事の何がいけないんだい?

さらにピーター・トッド氏は、「仮想通貨業界で最も一般的なスキャムは、スケールしないものをスケールすると主張し、トラストレスでないものをトラストレスと主張することだ。 ETH1.0は両方の意味でスキャムを行なった。」と痛烈に批判している。

彼のコメントに対し、投資会社VanEckのデジタル資産ストラテジスト、ガーバック(Gabor Gurbacs)氏も支持している。

(イーサリアムの派手な演出イベントの模様を宣伝したインターネットアーカイブ@internetarchiveのツイートに対し)

(トッド氏)このような詐欺的なプロジェクトの宣伝をするとは悲しい。イーサリアムは基本的に、その能力について嘘をついた一連の設立者による大量の株式提供だ。

(ガーバック氏)太鼓のライトショーが、イーサリアムの検証を分散化したり、ネットワークスケールを拡大したりすることはありません。

イーサリアム支持者、段階的な移行はつき物

イーサリアムの開発者とサポーターは、別のブロックチェーンへのアップグレードに関して何の問題もないとしている。

彼らは、段階的な移行をネットワークの最初の課題を解決する自然なプロセスと見なしている。イーサリアムがスケーラブルではないことを最初から理解していた人でさえ、これらのマーケティング方法をスキャムだとは思っていない。

イーサリアムの共同設立者であるヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)氏は、2014年以降、より有能なネットワークへの歩みについて話していると主張している。

イーサリアムの作成者は、ブロックチェーンがスケール構築されていないことを認識しています。
これは新しい啓示ではありません。2014年以来、シャーディングを使用してスケーリングするブロックチェーンをどのように改良する必要があるかについて話してきました。

そして、「2014年以降、私が毎年行なっているスピーチでは、現存する全てのブロックチェーンが不十分であり、改善する必要があることは声を大にして説明してきた。」とブテリン氏は主張している。

これらのやり取りを見て心配したDapp開発者が、「ヴィタリック、私たちがイーサリアム上で開発していることを考えると、廃止予定と見られているプラットフォーム向けに開発している我々の懸念に対するあなたの見解を聞かせてください。」と質問すると、ヴィタリック氏はこの様に答えた。

「廃止予定」なんてありません。 ETH1.0用に構築されたアプリケーションは、手動でアップグレードする必要なく、ETH2.0内で引き続き実行されます。

全体として議論はかなり激しく、誰も後に引かない状況が続いており、今後のイーサリアムのアップデートには大きな注目が集っている。

そんな渦中のヴィタリック氏は日本好きで知られており、時々姿が目撃されている。2日前にも日本の電車内で遭遇した人のツイート投稿が反響をよんでいる。


 

出典:https://bitcoinist.com/ethereum-2-0-critics-call-the-entire-network-a-scam/
Ethereum 2.0 Critics Call The Entire Network “a Scam”

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