新たな資金調達方法を提供する取引所「IMO Exchange」については以前から何度か紹介してきた。
この取引所について特集していくうちに、高い確率で儲かるような仕組みであることは分かってきたので、今回は実際の数字から儲かるのかどうかを検証したい。
IMO Exchangeについて、その仕組みや提供される「IMO」という資金調達方法について詳しくは下記の以前の記事を参考にして欲しい。
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「IMO」という資金調達方法
IMOについて詳しくは上記の記事を見ていただきたいのだが、その目的や特徴をざっくりとおさらいしたい。
IMOはまず、プロジェクト側の手元になるべく多くの資金を残し、投資家に対しても大きなリターンをもたらすことを目的としている。
大きな特徴のひとつには、資金調達後にトークンが上場するのではなく、資金調達中にトークンが上場することが挙げられる。トークン購入後に売却できないという投資家の不安心理を払拭できる仕組みだ。
投資家は資金をウォレットに入金して、売り出されるトークンを「ラウンド」で購入する。このラウンドが何度も何度も細かく行なわれる。トークンは瞬時に売り切れるがユーザーには何度もチャンスが訪れる。プロジェクト側も長期に渡り資金調達が出来るのでWINWINの関係ができる。
ラウンドでめでたく購入が出来たトークンは、10%を残して全てロックアップされる。ロックアップされていない10%は取引所に送って即座に売却が可能だ。残りの90%については、1年をかけてゆっくり解除される。これは大きな売り圧力を抑制し、値崩れを防ぐ効果がある。
しかしこのロックアップを他より早く解除できる方法が用意されている。それがリファーラル(紹介)システムだった。自分の紹介で投資した人がいたらその投資額に応じた解除がなされ、さらにUSDMトークン(後ほど説明)をボーナスとして貰える。これもまた取引所に送ってUSDTなどのペア取引に使える。
このように、IMOでは初期に資金を投じた投資家もすぐに売買できる環境が提供されており、さらに値崩れし難い対策が採られており、結果、トークン価格を上昇させる仕組みを作り上げていると言えるだろう。
実際に儲かるのか?数字から検証
それでは実際に儲かるのか?そろそろIMO ExchangeでIMOに参加したトークンも増えてきたようなので、以前本ブログでも紹介した「SKYHASH」の発行トークン「XRG」を例に検証したい。
現在、XRGは中国で先にスタートして3ラウンド目から日本が始まっている。データ採取した、日本での最初の6回、11月3日までの数字を元に見ていこう。
SKYHASH (XRG)の価格検証
※「USDM」はIMO Exchange独自のUSDベースのステーブルコイン
(1 USDM = 1 USDT =1 USD)
※倍率は取引所の価格が、IMOのセール価格の何倍になっているかを表したもの。
ラウンド | IMO実施日 | セール価格(USDM) | 取引所での価格(USDM) | 価格差 |
---|---|---|---|---|
3 | 2019/10/24 | 0.23347 | 0.98757 | 4.23倍 |
4 | 2019/10/26 | 0.23814 | 0.95732 | 4.02倍 |
5 | 2019/10/28 | 0.24776 | 0.95387 | 3.85倍 |
6 | 2019/10/30 | 0.25271 | 0.91986 | 3.64倍 |
7 | 2019/11/1 | 0.25777 | 0.88157 | 3.42倍 |
8 | 2019/11/3 | 0.26292 | 1.02012 | 3.88倍 |
検証結果
このように、わずか6ラウンド分の数字上での検証ではあるものの、XRGのラウンド価格と取引所との価格には3.4~4.2倍の差があった。
このように、取引所での価格が購入した価格より数倍の値が実際につくのであれば、購入総額の10%しかロックアップ解除されないとしても、最初の時点で投資元本の30%程度がいきなりリターン出来る可能性が大きい。
もっと分かりやすく
100,000円でトークンを購入したとする。
その内の10%がロックアップ解除されるということは、10,000円分のXRGを取引所へ送れる。そして取引所の板で即座に売却する。
その売却価格が上で検証した数字の倍率程度の価格になるので、10,000円が3.4倍で34,000円で売却できたとする。100,000円の投資元本に対しての34,000円は34%に相当する。
投資後すぐにここまで回収できるのには驚く。
図に表すとこの様なイメージか。
しかし、注意したいのは、ラウンドでの購入価格は徐々に上がっていき、最後は取引所価格に収束していくモデルであるようなので、大きなリターンの恩恵を受けるには早期の参加が必須なのかもしれないという点だ。
ロックアップされたトークンは紹介でいち早く解除、もしくは紹介せずとも1年をかけて徐々に解除されていく点は安心できる。
これを見て興味が出た方、IMOへの参加には「ウォレット」と取引所「IMO Exchange」のアカウントが必要になる。詳しくは以下のリンクをご参考に。
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[clink url=”https://tradebitlab.com/20190930b/”]