5910億ドルの巨大な現金の山が、上昇する株式市場に購買意欲を注ぐ

経済/社会
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進行中の暴動、地政学的リスク、パンデミックを取り巻く今後の不透明感にもかかわらず、米国の株式市場は上昇している。

JPモルガンの最近の見解は、投資家の銃弾が空になるのまでには程遠いとしている。

5,910億ドルの現預金が新たな株式市場の反発を誘発する可能性がある

JPモルガンのマネージングディレクターNikolaos Panigirtzoglou氏には、多くの投資家はまだ株式市場に再参入していないという。ブルームバーグは2020年だけでも、金融市場に1.2兆ドルの流入があったと報告している。

ウェルズファーゴの信用戦略責任者であるWinifred Cisar Stieglitz氏も同様に、低リスクの債券はここ数カ月で過去最高の流入を記録したと語った。

投資家、特に富裕層の投資家は、お金を安全に保管するために米国株式市場以外のあらゆる代替手段を求めている。

傍観している機関投資家が最終的に株式市場に戻る際には、それは新たな強気市場を引き起こす可能性がある。

Panigirtzoglou氏のコメント:

投資家が株式の配分を増やす余地はまだたくさんあります。

バンク・オブ・アメリカによると、ヘッジファンドは現在、5,910億ドル(約65兆円)の現預金を持っている。バークシャーハサウェイの1,280億ドルの現預金はまだ安全に保有されており、近い将来に大規模な買収や投資が行われる兆候はまだない。

主要な投資家は「明確な」タイミングを待っている。米国がパンデミックから脱却し、経済が再開し、失業率を下げると、投資家は株式市場により多くのリソースを割り当てる可能性がありうる。

水門が開くと、ヘッジファンドからの5000憶ドル、そして1兆ドルを超える大部分のマネーマーケットが、株式への再参入を待っている。

勢いのあるトレーダーの存在

JPモルガンは、「勢いのあるトレーダー」が主に最近の米国株式市場の反発の背後にあると考えているようだ。

勢いのあるトレーダーは、景気刺激策によって配られた資金を使いロビンフッドやE-Trade(米ネット証券取引会社)で取引をし、歴史上、最も不可解な相場を作り出したミレニアル世代だと考えられている。米株式市場はウォール街の関与なしに3月23日から37%上昇するところまで来ている。

株式市場の強気筋は、ウォール街と主要な機関投資家が、短期から中期的に資本を株式に配分すると見込んでいる。

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