2022年に起こるイーサリアムの変革予測

アルトコイン/他
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暗号資産・ブロックチェーン領域の米大手メディアCoinDeskは12月29日、2022年に起こるであろうイーサリアムの変革要素を5つ発表した。

今回の記事を執筆したCoinDeskのアナリスト兼ライターのEdward Oosterbaan氏によると、イーサリアムに変化をもたらす5つの要素は以下の通りだ。

  1. エネルギー消費の低減

    イーサリアムのコンセンサスアルゴリズムをProof of WorkからProof of Stake (PoS) に変更することで、消費電力を大幅に削減。併せて、ネットワーク上からマイナーを排除しバリデーターに置き換える。イーサリアム財団は、マージ後のネットワークは現状より少なくとも99.9%少ないエネルギーで稼働すると予測している。

  2. イーサ(ETH)のデフレ現象

    イーサリアム財団の調査報告書によると、取引手数料の上昇、報酬の低下、検証のためにロックされたイーサの数量などにより、流通量は現在の約1億1,800万ETHから2,730-4,950万ETHになる見込みとなっている。

  3. これまでと同様のレイヤーの採用

    現在使用されているイーサリアムのレイヤーは、今後到来するPoSレイヤーと統合され、現在Eth1を担当しているクライアントによってサポートされる。既存ユーザーやアプリケーション開発者にとって、マージ後もイーサリアムとのやり取りはこれまでとほぼ同様の形となる。

  4. 取引手数料の増加もしくは現状維持

    マージ後の取引手数料は、増加もしくは現状維持が予想される。イーサリアムのエネルギー消費量が減ることで新規ユーザーの参入が見込まれ、ブロックスペースへの需要が増加する可能性がある。

  5. 分散化とスケーラビリティの向上の実現

    ハッシュパワーをランダム性に置き換え、ブロックサイズを低く抑えることで、イーサリアムは平均的なハードウェアを持つユーザーであれば誰でも採算の取れる形でノードを実行できるようになる。さらに、PoSではイーサリアムのネットワークやスケーラビリティにフォーカスしたアップグレードが見込まれており、将来的には取引コストの削減が予想される。

Oosterbaan氏は「これらの要素の根本的な改善により、イーサリアムは何百万人ものユーザーを取り込むことができるようになるだろう」と述べている。

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