仮想通貨全般/経済

JPモルガンチェース、仮想通貨とブロックチェーン技術が銀行をおびやかす可能性を認める

米国最大クラスの金融機関、JPモルガンチェースは、仮想通貨とブロックチェーン技術が銀行をおびやかす可能性があることを公式に認めました。
 

JPモルガン、仮想通貨は銀行にとって脅威

同社は27日に米国証券取引委員会(SEC)に提出した、年次報告書の中で、この内容を記したようです。最近の推定で2.53兆ドルの資産を管理しているJPモルガンは、301ページに上る厚い報告書の中で、仮想通貨とピアツーピア技術は、金融機関や支払い処理業者にとって潜在的な混乱要因となる可能性を指摘しました。
 

金融機関と非銀行系の競合企業は、仲介を必要としない仮想通貨などの技術によって支払い処理などのサービスが中断されるリスクに直面しています。

「テクノロジー企業を含む競合他社が提供する製品やサービスに対抗するため、JPモルガン・チェースは、顧客確保のため、商品の変更、または適応していく為の新たな技術が必要である。」としています。

驚くべきことに、この報告書にはCEOであるジェイミー・ダイモン氏のサインがあったと言います。ダイモン氏といえば、「ビットコインは詐欺」発言で有名ですね。


 

仮想通貨へのブームによる銀行の葛藤

JPモルガンは2017年の年次報告書にて、少なくとも仮想通貨をビジネス脅威として挙げています。

先週、バンク・オブ・アメリカ(米国で2番目に大きい銀行)も、仮想通貨と他のブロックチェーンに基づく金融サービスがビジネスモデルに脅威を与えていることを認め、さらに、アンチ・マネー・ロンダリング・システムにおいて、仮想通貨でのトランザクションを処理するための改革が必要になることを懸念しています。

JPモルガンとバンク・オブ・アメリカはともに、仮想通貨の採用が増えると、サービスの競争力を維持するために大きな支出を強いられるであろうと指摘しました。

ゴールドマン・サックス(米国機関のうち、917億ドルの資産で5番目を誇る)もまた、仮想通貨をビジネス脅威として挙げています。

ゴールドマンの懸念は主に、初期の頃から行なっている、仮想通貨関連のスタートアップへの投資です。仮想通貨の根底にある技術に欠陥があると、企業は損失を被ることになり、ゴールドマンのオーナーシップとしての価値を失墜しかねないからです。

ビジネスリスクがあるが、仮想通貨のパワーに抗えない銀行の葛藤がそこにはあるようです。

出典:https://www.ccn.com/dont-tell-jamie-jpmorgan-admits-cryptocurrencies-disrupt-banks/
Don’t Tell Jamie! JPMorgan Admits Cryptocurrencies Could Disrupt Banks

 
 
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